ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4334, 自殺者増加の意外な要因
 昨日の朝日新聞に「自殺者増加の意外な要因」のレポートがあった。
去年11月に高校の同級会メンバーが自殺の知らせが入った。 何か身につまされる思いであった。
自殺については何度か、ここで書いてきた。 これから年々、歳を重ねるに従い身も心も弱り、重くなっていき、眠るように
消滅したいという隠れた願望が膨らむのだろう。世界保健機構によると、日本の自殺率は先進国で、ロシア、韓国についで、
世界三位という。豊かさからいっても多すぎる。 
自殺者の9割が該当するうつ病、アルコール依存症、統合失調症などの精神疾患、身体的障害、過去のトラウマ、
失業や経済的損失、親しい人の死亡などへの介入が、その防止につながる。
   ーこの記事をまとめるとー
 ○ 女性より男性、既婚者より未婚・離別者、有職者より無職者の方が自殺志望が高い。
 ○ 中高年で離別した無職男性と、同年代の既婚有職者とでは、約100倍の差。
 ○ 男性より女性の方が、自殺者が低いのは、世界共通。
 ○ 男女とも自殺手段で多いのは首つり。だが女性は、薬物や自傷行為などが多く、首つりは男性の三分の一。
   自殺未遂は女性の方が多く、躊躇がみられる。
 ○ 都道府県別にみると、ワースト1位が秋田、2位が岩手、3位が新潟と宮崎、5位が沖縄。少ないのが1位が奈良、
   2位が福井、3位が徳島。これらの共通点は大都会でないことと、飲酒量も関係している。飲むと衝動が高くなる。 
   また県民性もある。
 ○ 意外なのは、急傾斜地の地区の自殺率が高いこと。これは、上り下りの労力と不安定な立地が関係している?
  ここで、5つの自殺予防因子をあげている。 ゆるやかな繋がりをもった、▽排他傾向が小さい、▽援助を求めることに
  抵抗の少ない、▽「どうせ自分なんて」と思わないですむ、▽本質を見て人を評価するー住民気質が、必要。
▼ 私の身近でも自殺者が何人かいた。私も青年期に、スーッと梁に紐をかけて首を吊りそうになったことがあった。
 さほど死にたいとは思ってではない。目の前の挫折が、そうさせたというより、死神に数秒、頭が占領された感である。
 後にも先にも、こんな経験は無かった。人生は生きていればこそ、こんなに多くの面白い体験が出来るのである。
 5つの自殺予防因子といえば、この5つを兼ね備えている人が8割に思えるのは、どうしてだろう。
≪ 目先の現象に全てのエネルギーを奪われ、生きる本質を忘れ、同類の排他傾向の小さな階級社会で、「どうせ自分なんて」と
 思い悩んで、その世界から一歩外れた世界に出て交流の出来ない人 ≫ といえば・・ 全ての人? 要は、自立の問題!
 こんなに地球は面白いところなのに、何もしている、この人たち! まて、自分も? なら、「一日一生」で生きるしかない。
 ・・・・・・
3959, 閑話小題
2012年01月27日(金)
   * マイウェイ
 マイウェイのHPの内容を見ると、韓国映画で、日本に対する偏見が強いが面白そうだったので、ダメ元と見ることにした。
それが面白い。自分が、あたかも戦場にいるような錯覚をしてしまうほど臨場感がある。その上、日中戦線、独ソ戦線、
ノルマンディ上陸の場面も圧倒的な戦闘場面の連続。またシベリアの抑留の凄惨な実態をシニカルに表現していた。
この映画を本当に韓国がつくったのか、ハリウッド映画ではないかと調べたら、やはり韓国産。ただ驚きである。 
ノルマンディのドイツ捕虜の中に一人の東洋人がいた。その男は朝鮮人で、日本兵、ソ連兵、ドイツ兵として闘い、最後に
奇跡的に連合軍の捕虜として捕まった経過の設定である。
 それにしても、凄惨で、リアルで、目を背けたくなる物語だが、何故か奇跡的に助かる。 当時の日本兵の朝鮮人に対する蔑視は、
彼らからみて現在でも忘れることが出来ない屈辱感は、この映画から垣間見ることができる。戦場での人間の露な動物的な生存に対する
希求と友情が滲み出ていた。 戦争は避けるべきである。 何時も思うが、シネマがデジタル技術で格段に面白くなった。

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01月27日(日)
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