ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4298, 「国の借金」新常識
             
                 「国の借金」新常識  "年金絶望世代"も元気が出る ー廣宮 孝信
 安部がインフレターゲット2%を目指すと宣言したが、こういう理論的?背景があってのことだろう。
タイミング的に今、読んでおくべき本。日本も早々、破綻をして焼土の中から立ち上がった方がよいのかもしれない。
経済の主役はモノ、脇役はカネ。その基本をつかまえておかないと! それにしても狐に騙されたような妙な論理である。
アメリカのヘリコプターベン?の、「空から金を撒けば景気浮揚になる」という理屈に似ている。
   まずは ーアマゾンのレビューよりー
 ● ≪「政府の借金」=「銀行預金」という説が面白い。銀行預金は銀行にとっては預金者からの借金。
 これはいずれ、預金者に預金を返さなければならないし、利息を支払わなければならない。これは国債と同じ。
三菱東京UFJの銀行預金残高は2000年〜2010年の10年間で約100兆円増えている。つまり三菱東京UFJの借金はこの10年で
約100兆円増え、今現在も増え続けているこの状況でも「三菱東京UFJの借金が増え続けると銀行が破綻する〜!」とか
誰も騒がないのは何故だろうか。それはみんなが三菱東京UFJの銀行預金はあくまで「貯金」だと思ってるからだ。
(銀行側からみれば借金であるにもかかわらず)「貯金がふえてるんでしょ、何か問題あるの?」というわけである。
誰かの借金は誰かにとっての資産である。これは方程式のように成り立つ法則なのだ。
つまり日本政府債務残高約1000兆円は日本国民が日本政府という銀行に預けている預金にすぎないのだ。
「国(政府)の借金が増えるというのは国民の政府に預けているお金が増えている」というだけのことなのだ。
日本の場合、結論的には国(政府)の借金がいくら増えても問題ないのだが、ただ一つ国(政府)の借金が増え続けると
ヤバイ場合がある。 それは「外貨建てで外国から借金すること」である。 これの典型的例がギリシャだ≫
 ● ≪「財政赤字額のGDP比は2倍と世界一、財政再建待ったなし」「IMFも日本の財政赤字を問題視している」
「国債発行は子孫にツケを残す」「家計貯蓄が減少傾向なので国債の買い手がいなくなる」
「景気対策のための財政出動の必要性はわかるが財源がない」「よって消費税増税は避けて通れない」
「事業仕分けなどにより財政支出を削減せよ」といった発言が総理大臣をはじめとする政界や言論界学界に溢れているが、
これらはすべて誤りであり、悪玉視されている。 財政赤字こそ日本経済をデフレから救う善玉だという。
また現下の日本の財政余裕度なら、余計な心配をせずに国債を発行して公共投資や技術開発を促進することが可能という。
 * 財政赤字善玉論のポイントは
1.政府赤字が増減すれば民間(家計&企業)黒字が逆方向に増減し、両者を併せた円立て金融資産の総和は常にゼロ、
 故に円立て政府赤字のみを取り立てて心配しても無意味。 外貨を含む金融資産の総和(対外純資産)は重要だが、
 日本は世界一の純資産と経常黒字を続けている。因みにIMFは外貨立て純債務と経常収支のみを注視している。
2.そもそもカネはいくらでも創出できるので本質的な存在ではない。モノこそが重要であり、モノが不足すれば国民は
 確実に困窮する。デフレの時期には政府赤字(財政出動)を増やしてGDPを増大させ、現在の所得を増大させる共に将来の
 モノ作りの準備に投資すべき。従ってデフレ時の財政赤字は極めて重要であり、子孫にツケではなく資産を残すことになる。≫
▼ これでは、国内向け国債を無制限に発行し、節度ある投資を果敢にすべきであるというが、何か、変。
  しかし、著者は、その辺りの疑問を問いにたて、答えている。 お勧めの本である。
・・・・・・ 
3923, 閑話小題
2011年12月22日(木)
   * 北朝鮮のドン様が亡くなった
 北朝鮮の金主席が、お隠れになった。三男が後継者になって、当分は内部把握に集中せざるを得ないか、早々のクーデターが起こるか。 

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12月22日(土)
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