ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4159, ペルシャ湾危機
* 既に水面下で戦争は始まっている! (第三次「油断!」イラン危機ー文芸春秋4月号ー参照)
オリンピックが終わると、次は中東危機とEUのメルトダウン危機が始まる。EUのメルトダウンは前に取り上げたので、
ペルシャ湾危機について考えてみる。「ホルムズ海峡閉鎖はアメリカにとっては軍事問題だが、日本にとっては死活問題」と、
いわれる。アメリカなどは安全保障上の理由から中東原油を減らしてアフリカやロシアから輸入を増やしているし、欧州は
北海ブレンド原油があり、中国も国内産原油がある。しかし日本は中東から90%、ホルムズ海峡を通過する原油が85%もある。
もしイランによる閉鎖で原油を止められたら深刻な影響を受けるのは日本である。原油備蓄が半年分あるとしても、
閉鎖をされると原油価格が50%は軽く高騰するといわれる。現在、毎日のようにシリアの内乱のニュースが流れているが、
アサド政権が倒れると、イランにとっても大打撃になる。反政府勢力にはイスラエルの援助があるとみられ、イランとイスラエルの
代理戦争でもある。もしイランが核開発を進め、核爆弾を持てば、サウジなどの湾岸諸国も対抗上、核抑止力として核とミサイルを
購入するという。それらを考えるとイスラエルが、このまま見逃すことは考えにくい。イスラエルがイランの核開発を阻止するのは、
イランの神権政治がイデオロギー的にイスラエルの存在を否定しているため。最高指導者ハメニイや現大統領が頻繁にイスラエルを
崩壊させると言っているからだ。とにかくイスラエルの領土は小さい。そこに原発を一発、打ち込めば、それだけで大打撃になる。
世界的金融危機、中東危機の、いずれにしても、際どい状況が表立ってくると見たほうがよい。昨年11月、イラン革命防衛隊基地で
大爆発がおきて、基地は完全に消滅し、ミサイル開発責任者ら30人が暗殺された。また、この数年来、核科学者が暗殺されている。
これに対しイランも、今年一月にバンコクのイスラエル大使館爆破未遂事件があった。昨年10月にアメリカでサウジアラビア大使を
暗殺しようとした事件もあった。 ごく最近では、シリアで国防大臣などが会議で集まったところにテロがあり、国防大臣をはじめ
要人が暗殺された。一連の暗殺事件や未遂事件を見ると、水面下では戦争突入状態が分かる。 日本はあいも変わらない政治的混迷が
続いており、中国、韓国、ロシアなどに足元をみられ領土問題で攻勢にあっている。 国家的大危機にあるにかかわらず、いまだ
微温湯的体質が、そのまま残っている。しかし現実は、ますます混迷に向かっている。直近の年内だけ考えても、非常に危険である。
・・・・・・・
3794, 哲学人 ー①
2011年08月15日(月)
『哲学人』 ブライアン・マギー著 ー読書日記
この哲学書が私の前に大きく立ちはだかっている。10年前に読んだブライアン・マギー著「知の歴史ービジュアル 哲学入門」は、
マーカーで真っ赤になっている。一度読み終わった後にトイレに5年以上は置いて、ことあるごとに読み返していた。大型本で半分は
絵と図が書かれており、重要な部分は大文字で書かれていて、難しい内容に対し、ページを開く抵抗感を最小にしてある本である。
数年前に、たまたま借りてきた本が、マギーの「哲学人」だった。今度は、そう簡単に読み進むことが出来なかったが、一年ほど前に
読みおえたが、実際は、あまり噛み砕いてなかった。350ページの分厚い、上下の二巻である。しかし、哲学評論家という立場で
自分の哲学遍歴方式で書かれているので、何とか最後まで読み終えることができた。ここで、棒線をひいた部分を中心に書き写したり、
コピーしたり、デジタル化して、私の小さなデジタル・バンクに入れるため、まず上下24章のうち、6章の要所を挑戦したい。
著者のレベルの哲学書を読み解くに、以前に彼の「知の歴史」を何年かけて読んだため、何とか続けそうな気がする。
ーまずは、この本の上巻表紙の背裏に書いてある抜粋の部分からー
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08月15日(水)
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