ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4117, 財政恐慌 ー4
「 財政恐慌 ーついに金融と財政の死に至る無限ループに突入した 」浜矩子 (著)
ー ユーロ危機に対する質問群 ー
● 1、我々は今どこにいるのか 2、いかにしてここにきたのか 3、なぜ、ここにきたのか 4、我々はどこに行きたいのか
≪ 1、今どこにいるのか? =今、我々は閉塞感のさなかにいる。
2、いかにしてここにきたのか =高度成長期が終わり、ニクソン.ショックがあり、プラザ合意があり、バブル経済を経て、
失われた一年に見舞われ、小泉劇場に踊らされ、リーマン・ショックの衝撃を味わい、格差の深化におののき、
衰退国家化することを恐れつつ、ここにきた。
3、なぜ、ここにきたのか? =ここに至る変転の節目節目で、タイミングを逸し、流れに身を任せ過ぎ、時流に飛びつき過ぎ、
変身を恐れたから、ここにきた。
4、どこに行きたいか?=我々は、ほっと安心できるところに行きたがっている。デフレや失業や年金問題や、
通貨戦争や国々の財政破綻などを心配しなくていい。そのような安らぎの天地を求めている。
● 行きたいところに、我々はいかにして行きたいのか どれくらい遠くまで行かないと、行きたいところに行けないのか
≪今、必要なのは、成長戦略ではなくて成熟戦略だ。大きく積み上がった富をいかに上手に分かち合うか。そのための
新しいメカニズムを考案していくことが必要だ。そのために、これまでの集権的管理のメカニズムを改変する必要がある。
中央から全方位にばら撒く時代は終わった。地域社会の自己決定力と自己展開力をどう強めるかである。≫
● 行きたいところに行けた時、そこが行きたかったところであることを、我々はどうすればわかるのか
≪自分にとって最適の場所に着いているのに、それに気づかない、これは怖いことである。成長よ再び。円高よ去れ。
そう願うあまり、対応によっては、着いたはずなのに、その場所を忌避していのではないか。 昨日の答えで、
明日の質問に答えようとする。≫
● 我々は地図を持っているのか =持っているのは古い地図ではないか?むかし居たところに戻る地図ではないか。
● 我々はなぜ元いたところから立ち去ったのか =元いた場所が不相応になったため、成長期から成熟期になったため。
● 我々はここで立ち止まりたいのか =この場所の良さを引き出していくしかない。
● それとも、我々は元に戻って最初からやり直したいのか =それは無理。それなら、ここを新しい出発点にすればよい。】
▼ 以上だが、アメリカの支配下で、一時的にしろ世界第二位の経済大国になれた。しかし、既に、その時は終わってしまった。
そのことを、まずは悟らなければならない。数年以内に、貧乏国に陥ってしまう。日本こそが財政恐慌の最たる国である。
・・・・・・
3751, 閑話小題
2011年07月03日(日)
▼ 西鶴人情橋
図書館で古本の無料配布で貰った10冊の一冊、「西鶴人情橋」を、何気なく手にとって読んだところ、これが面白い。
300頁を毎日1時間半平均で四日で読み上げた。作家は吉村正一郎。初めて聞く名だが、物語に引き寄せられ、
ドップリと吉村の世界に引きずりこまれた。 西鶴と主役の侍を通した江戸時代の大阪の物語だが、正統派の侍に対比させ、
アクの強い西鶴の人間性を浮かび上がらせている。脇役の西鶴が実は主役のところがミソ。 ーアマゾンで概要をみると・・
【俳諧師から草本作家への転身をはかる井原西鶴。亡父ゆずりの豪剣をふるう磯部信十郎。二人の奇妙な友情を軸に
織り成される人間模様の数々。米相場を左右する大坂商人たちの葛藤と幕閣中枢の暗闘には、謎の美剣士がからむ。
―剣あり、恋あり、友情ありの、浪花元禄時代絵巻。第3回時代小説大賞受賞作。】とあった。
なるほど小説大賞なら面白いはず。 こういう何気なく読み始めた本を一気に読むことは以前なら、無理である。
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07月03日(火)
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