ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3894, ギリシャの次は・・ ー2
前回、取り上げたPIIGSの国債の数値化を、改めて考えてみる。
・ ギリシャ 32.29%
・ ポルトガル 11.52%
・ アイルランド 8.22%
・ イタリア 7.28%
・ スペイン 6.43%
ギリシャの32・29%からみる。EUが今回、国債の残高の半分を免責、
「ギリシャが現在の国家の支出を大幅にカットしても、 数年もしないうちに行き詰まるのは
明らかな数字である。あくまで延命である。それに、他のPIIGSの金利も、この数値からみて、
重体である。 これらの国のトップは殆ど、ここで変わったが、それで問題は片付いた訳でなく、
間違いなく破綻が近づいている数値。 もしもの話をしても仕方がないが、日本国債が今後
どうなるかである。現在の10年もの国債は1・47%であるが、何時、国際的 投機筋に
狙われるかである。 現在の利払いだけでも千兆の一%としても10兆円になる。
その上に返済をしているので、既に国家予算の半分が、国債に向けられている。
ある日、国債に対して不信感から売り浴びせられたら、国債金利は高騰する。
考えただけでも末恐ろしい。 首相を一年ごとに変わるので長期的政策を持てずに、
無責任の垂れ流しの予算しか組めないのが現状。 その破滅的システムが、
この数年、続いている。 アメリカにとって、それがベストのため変えられないこともある。
5年、いや、もっと早くIMFの管理下に入って徹底的なリストラを行われるしか手立てはない。
そのキッカケはハイパーインフレ? それでも消費税が5%で、欧米の平均値の20%まで15%の
ノリシロがある。 また、国民の預金が1千兆円以上ある。 それも、アメリカ国債を買わされている・・・
ギリシャか、イタリアが破綻すると、リーマンショックの比較にならないほどの 大混乱になるというが、
その具体的な状況は誰も想像がつかない。 一線をひいてみると、なる程、より鮮明に見えてくる。
・・・・・・・
3529, ハーバード白熱教室 ー1
2010年11月23日(火)
一昨日(日曜日)のNHK・TVで15時から2時間、東京大学での日本版アンコールのサンデル教授の授業をを見た。
ハーバード大の彼の講義には、毎回1000人以上の学生が出席しており、1636年に創立された同大の歴史上、
最大の履修学生数を誇り、あまりの人気ぶりに、大学側は非公開の原則を覆し、初めてメディアに講義を公開した。
その一つを以前に見たが、私でも理解できる内容であった。 日本でのアンコール版は、一般から応募した1千人の生徒との
質疑応答を中心としたもの。 元のハーバード大の授業内容は、米国のボストン公共放送局が制作し、昨年、全米ネットで
放送した放送権を買い取ったNHKが邦訳をつけ、今年4月から全12回での放送を始めたもの。
東大の大教室には一般から募った1000人以上の参加者が詰めかけた。 彼の講義の特徴は、サンデル教授が提示した
究極の事例研究を通して考えさせていく手法である。
始めのテーマは「正義とは何か」である。 まず正義を、彼は3つ上げてた。
* 幸福の最大化 (ベンサムの最大多数の最大幸福)
* 人間の尊厳に価値を置く (カントの主張)
* 美徳と共通善を育む (アリストテレス)
初めのテーマは、(18世紀に実際にあった事件=)難破した船乗りが救助を待つ間、最も衰弱した1人を残りの3人が殺し、
その肉を食べて飢えをしのいだという実話を挙げ、「道徳的に許されるか」との問いを投げかける。 まず初めの学生は、
「3人が生き延びるためには必要だった」「被害者の同意があれば許される」という立場、しかし他の学生からは
「どんな場合でも殺人は殺人」「食人は許されない」という否定論が出てくる。色いろな議論の中から、初め上げたベンサム、
カント、アリストテレスの立場の哲学を導き出し、会場の生徒たちを巻き込んでいく。サンデル教授は、学生たちの意見を
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11月23日(水)
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