ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3738, 自分の居場所のみつけかた ー③
「自分の居場所のみつけかた」 ー 斉藤学著
【 * 勝ち負け社会のカラクリ P−100
だいたい、社会の価値システムなどというものはその時代がつくる幻想に過ぎない。今は市場社会ですから金儲けが価値観の基底にある。
金を儲けようとする企業家は市民大衆を導いて「消費者大衆」へと変身させることを考える。その際に用いられるのは「不安」です。
ヒットラーのナチズムからオウム真理教まで、大衆動員の手段は不安の醸成ですが、消費者大衆の動員も不安を動力として行われます。
まず市民たちの中に「無能力」や「醜悪」への不安を流す。たとえば「英語を巧みに操ることの能力が現代社会にとっていかに必要かを宣伝する。
それによってその能力が乏しい人の不安をかきたてれば、英語の教材屋や英語学校が繁盛する。言葉なんてその必要が出てくればいくらでも
使いこなせるようになるものですから、英語能力に関する不安などは将来という幻想の一つに過ぎない。将来なんて、あるかないかわからない
ものですから、それを実在と考えることそのものが幻想なのです。株で儲けたという人の話題は株ブームに乗り遅れる不安をかきたてています。
将来の不安というものがアチコチに散蒔かれているのが「勝ち負け社会」の特徴です。幻想に乗らない人は最初から勝ち負けゲームに乗りません。
世の中を地位、名誉、金の勝ち負けゲームと見なすと、このゲームにはゲームにつきものの公平のルールというものが決定的に欠けています。
だいたい人生ゲームの参加者である子どもは自分に配分される親を選べない。この点ではトランプのカード配りに似ています。ゲームの最初から
勝つに決まっているようなよいカードが配られている参加者もいれば、勝ちようのない持ち札の人もいる。親の金力、人脈、知的資産、美貌に
恵まれない人は人生ゲームの負けが決まっている。しかし人生ゲームはトランプと違って、勝者だけが参加できる第二次、第三次、第四次の
ゲームが用意されているから、ひとまずの勝者だって、いずれ敗者になるというカラクリになっている。 要するに世の中をこの種のゲームと
見なすとすれば勝者はひと握り、敗者は圧倒的多数となります。ところで、この大衆社会の中で力を持っているのは少数派ですか多数派ですか?
衣装やダンスの流行からお笑い芸人のハヤリスタリまで、カギを握っているのは一般大衆と呼ばれる「貧乏で無責任で無教養で悪趣味な多数派」
じゃありませんか。 世の中は彼ら向きにできているから、地位・名誉・金に恵まれた人々へのジェラシー(嫉妬)やエンヴィー(羨望)に
身を焼かれる必要などないのです。そこを間違えるから「敗者の恨み」にのたうつテロリストになってしまうのです。 】
▼それでも、負けるより勝つほうが良いに決まっている。 要は、いずれ巡ってくる負けの時に、どのように対処するかにある。
現在の自分の現状は、まさに、人生も勝ち負けゲームと割り切ってしまえば楽である。「全米N0・1弁護士の勝ちセオリー」を書いて、
日の経たないうちに、これだもの、支離滅裂か・・・ 勝ち負けに囚われないということか! 不安を利用し巧みに大衆を誘導するのが、
ビジネスの背景といえば、これから10年は健康ビジネスが良くなる。<一般大衆と呼ばれる「貧乏で無責任で無教養で悪趣味な多数派」
が世の中をほぼ占めているなら、あえて「敗者の恨み」にのたうつテロリストに自らなることもないか!> 我が内なる沼は清潔に!
・・・・・・
3373, 凄い時代
2010年06月20日(日)
*「凄い時代ー勝負は2011年ー」堺屋太一著
「はじめに」の前半に、この本の要約がズバリ書いてある。まずは、その部分から。
ー 「凄い時代」である。一年前は「大昔」、二年先はまったく新しい世の中になるだろう。二年前の2008年の
洞爺湖畔で8ケ国のサミットが開かれた。それが一年後にはイタリアで、たった半日だけで、他は13ケ国の拡大会合や
17ヶ国の会合に当てられたのは、国際金融の建て直しと世界大不況の対策である。
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06月20日(月)
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