ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[394779hit]
■3676, 自己を見つめる −3
「自己を見つめる 」 渡邊二郎 (著)
「時間」は簡単のようで、難しい。心の中は、時空をこえた多くの思いで満ちている。
特に多くを経験した熟年期に差し掛かると、思いは過去に向かってしまう。
そこには現在の知覚と直感で彩られた抽象画としてたち現れてくる。
豊かな経験なら豊かに、逆なら逆として! 生きてきたとおり、人生は自分に、その姿を突きつけてくる。
ー 第二章 時間 ーより
【(p45) 私たちの心は、アウグスティヌスが言ったように、たえずなんらかの出来事を記憶し、知覚し、期待するという働きを、
本質的に具有している。記憶は、過去の出来事に関わり、知覚は、現在の出来事に関係し、期待は、将来の出来事に向けられ、
しかも、それら三つのものが別々にあるのではなく、むしろ、私たちの心のなかに、それら三つのものがすべて取り集められている。
したがって、「過去のものの現在が、記憶であり、現在のものの現在が、直観であり、将来のものの現在が、期待である」と、
アウグスティヌスは言った。 いわば心という大きな現在のなかに、過去の追憶と、現在の印象と、将来の予期とが、
すべて取り集められているわけである。 たえず現存し続けるその大きな心が、うしろを振り返って追憶に浸るときに、
過去が浮かび上がり、いま周囲を注意深く見回すときに、現在が印象深く迫ってき、行く末を思って期待や予期に心を震わせるとき、
将来が思い描かれるのである。 時間とは、このように、振り返ったり、見回したり、行く末を思ったりする心の働き、
すなわち記憶や追憶、知覚や直観、期待や予期といった心の作用に由来するわけである。逆に言えば、大きく静かで揺らぐことない
「立ち止まる今」という現在の心の場、いわばそうした明鏡止水の心眼という現在の鏡のなかに、さまざまな過去と現在と
将来の出来事が映し出されてきて、それらが追憶され、知覚され、予期されるとき、そこに、それらの出来事が、過ぎ去り、現れ、
到来する時間の諸相において意識されてくると言えるであろう。】
ーー
現在置かれている、この節目どきに、これまでの記憶と追憶と、現在立たたれている分岐点、そして、これから予期されること、
その三つが、心の中で濁流のように渦巻いている。 この自分の中に、多くの節目があって、それが現在という幅のある
時間の中で自分という確かな存在が見えてくる。 これは晩年期に差し掛かった人間に共通しているが、心が、これほど激しいものと。
人は生きてきた、そのままに老いるとは、その意味である。 現在は、その「立ち止まる今」である。 それでも時間は止まらない。
・・・・・・・
3311, 笑われ力 −3
2010年04月19日(月)
「 笑われ力 」 太田 敏正 (著) 石原 壮一郎 (監修)
ー次に、なるほどと合点した箇所を抜粋し考えてみる!ー
*「笑われ上手」に「背伸び」禁物
・まずは「私は凡人」とみとめる。
・「みんなをリスペクト(敬う)する。そう思えば、自分の中の良い部分も見えてくる。
・笑ってもらえたら「笑ってくれてありがとう」という気持ちを持つこと。
この一歩下がった気持ちが必要となる。
*「笑われ上手」の下ごしらえ、をつくっておく
・「ダメな自分物語」を多くつくっておく。出来るだけ短くまとめておく。失敗したその場でつくる。
・もったいぶらないで、いきなりクライマックスの話を話題に出す。
・キーワードを決めておく
・一度、物語を用意したら、あとは白紙の状態にしておく
〜
20年前から10年前にかけて、かなり遊び人の不動産屋の社長と古町を、飲み歩いたことがあった。
小料理屋や、スナックなどで、話術の巧さに驚き、花柳の世界を垣間見た。。
芸者を相手の粋な遊びは今では夢のようである。あれから10年も経ってしまった。
彼には、ここに書いてあることは、ほぼ身につけていた。決して他人の悪口や話題をしないのは、当たり前。
自分の昔話も成功談が一割、失敗談が九割。 芸者に三味線を弾かせて都都逸など一ひねりなど、粋な遊び方等など。
[5]続きを読む
04月19日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る