ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3616, 忘却の整理学 ー2
      「 忘却の整理学 」外山滋比著
 この随想日記は、私の「忘却のための整理法」である。 本来、ノートやメモを取るのは忘却をした後に再び思い出すため。
これを書きアップすると、次に出あうのは翌年の同月同日になる。一度記録としてまとめると、毎年必ず出会うことができる。
もう一つの分類コーナーの検索で、思い出したいキーワードを入力すると、過去の記録が羅列して出てくるから電脳そのもの。 
そのためアップした文章は、その瞬間には綺麗さっぱり忘れてしまう。 誰かと雑談をしていて、読み手が書いた内容を憶えいて、
書いたばかりの話をすると「そのことは、先日、書いてありましたよ」と不思議そうな顔をする。
忘却は知的メタボリック症候の回避に有効になる? 一度まとめ、そして忘却の過程を踏む繰り返しは、新鮮な情報、知識に対する
感度は高めてくれる。 起承転結の文章として書き上げることは、電脳としてのパッケージ化になり、安心して忘却が出来る。
 −P31の部分が、忘却と記憶の関係を分かりやすく説明している。―
≪ 記憶はなにもかもすべて覚えようとする。それに対して、忘却は、成功したところ、よいところだけをのこし、よくないところ、
 失敗したことが、後に尾をひいて繰り返されないように、取り払ってくれるのである。もし、失敗した経験がいつまでも生きていれば、
 何度も同じミスを繰り返すことになって進歩は望めない。 よいところだけ残し、悪いところは廃棄してしまう忘却は、進歩、上達、
 学習の重要な原則のはずである。 学習においても、記憶ばかり問題にするのは適当でない。 上達、進歩を支えるのは、後退、
 失敗の部分を除去する忘却のはたらきはきわめて大きい。これまでほとんど注目されることもなく、わけもなく、忘れるな、
 よく覚えておけなどと言われてきたのは不当である。実に長い間、というより、歴史のはじめからずっと、忘却は故なくして汚名を
 受けて泣いていたと言ってもよい。 記憶が陽であれば、忘却は陰である。陰がなくては陽は陽たることができないはずである。
 記憶が活動し成果をあげるには、陰の存在、忘却が不可欠である。両者が協同してはじめて健全な学習、習得ができる。≫
 ー忘却の前に、しっかりした記憶こそ大事。人生の前半に職業の変転で、多くの経験をしてきたが、その都度、総括をして、
 その記憶を革の袋に入れるイメージにして置いた。だから、あまり人生を振り返ることは最近までなかった。
 しかし、数年前から、その革袋から、思わぬ記憶がフラッシュのように飛び出てくる。それも悪くはないが、後ろ向きである。
  忘却の彼方の記憶も、何とも抽象的で味わいがある。 ボロボロで途方にくれていた、あの時の記憶が光り輝いてよぎる。
 ・・・・・・・
3251, 新・マネー敗戦 −2
 2010年02月18日(木)
  * ドル一極の世界通貨システムの崩壊
「既存の赤字を埋めるには更なる借金をしなければならない米国は、特に90年代以後、製造業を切り捨て金融大国に変貌し、
借金をし続けた結果、米国の公的債務残高はいまや64兆ドル(6000兆円)とも言われている。現段階ですでに支払い不能は明らか。
米国にとっては、都合のいいときにドルの価値を高め、各国から投資資金を呼び込み、ある程度借金が膨らんだところで
バブルで弾けさせドルの価値を下げ、借金を実質損として計上できれば、最も少ない金額を支払えば済む。借金体質の米国にとって
最も必要なものは、ドルの価値の大きな継続的な上下である。だが、1971年にドルと金との交換を中止して以来、これを利用した
米国の資金集めと借金棒引きシステムも限界にきた。 金の裏付けをなくしても、これまでは原油という枯渇燃料で価値を
保ってきたドルだが、それも各国の原油決済通貨のシフトがユーロなどで行われる現在、米ドル需要減退は時間の問題。
現存する借金をなるべく多く踏み倒すために、米国は同じようにドル暴落を図るしかない」 
 ーー
 世界の国々は長年、汗水流して貯めた資金の価値を一方的に減額されるのだから変になるが、紙切れしか発行してない

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02月18日(金)
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