ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3337, サイバーとは超格差社会
ー「知の衰退」からいかに脱出するか? ー大前研一 (著) ー8
* サイバーとは超格差社会
ー まずは、その部分を抜粋してみる ー P−236
私は過去のコラムで「サイバーとは超格差社会」と書いたが、一方でこれは持たざる者、立場の弱い者に
大きな恩恵をもたらすものだとも考えている。 その格差といえば情報と知恵の差である。
仮に判らないことがあっても質問できる双方向性。 実はこれこそがサイバーの最大の特徴でもある。
そしてそこから自然にコミュニティが生まれ、互いのノウハウを交換しあうことによって更に自らを高めることができる。
電子町内会の誕生である。 こうしたことも、かつてなかったスタイルの「恩恵」であろう。
サイバー社会の格差を埋めるのもまたサイバーなのである。 この事実に我々はもっと注目すべきだ。
なのに現状、インターネット上の最大の産業がポルノ、またはポルノまがいのコンテンツになっているのは情けない話である。
「あらゆる技術は軍事目的で開発され、ポルノ目的で広まる」ともいうから(写真もビデオも、もちろんインターネットもそう)、
ある程度は仕方がないことなのかなとも思う。 しかしインターネットが我々の身近なものに降りてきて10年あまり、
そろそろ次の段階にステップアップすべきなのではないか。
「次の段階」、それは前述したように人々が学び、情報武装して賢明な市民となり、甘言を弄する政府の嘘を見抜き、
健康で文化的な生活を生涯に渡って維持することである。 そして、そのためにこそサイバーを有効活用することだ。
サイバー社会が人に恩恵をもたらすものである限り、私はそこを自らの事業ドメインとして関わり続けていこうと考えている。
〜〜
現在、サイバーに対してマイナーの視点で論じる傾向があるが、負け犬の遠吠えでしかない。
弱い立場の者に大きな恩恵をもたらすが問題は知恵である。 知恵と才覚があれば、その中で格差を埋めることが可能である。
そのためには哲学の基礎も必要になる。 哲学をもってネットを使えるかどうかで、その差は大きく左右する。
考えないでネットにハマッタら、底なしのバカ?になる。 HP・ブログに10年前に気持ちを集中してなかったら、
良し悪しは別にして現在の世界観とは全く違っていたはず。これからiPadと簡易ブログのツイッターが爆発的に普及した時に、
この蓄積は何ものにも変えがたくなる。 知らないうちにサイバーに移動していたことになる。
ますます情報=通貨の度合いが強くなる。恐慌も含めて、こんな時代が見れるとは思ってみなかった!
・・・・・・・
2962,若者たちは今 −2
2009年05月15日(金)
−若者が危ない!ー
いつの時代にも「今時の若者は」と言われてきたが、少し前の経済週刊誌に「現在の20歳代が危ない」という特集があった。
その特徴として、
・上昇志向なし ・10歳代で「失われた10年」を経験
・二年で3割離職 ・20歳代前半の43パーセントが非正規社員
・親との同居率6割 ・職場に不満は過半数
・海外志向のない若者が半数 ・あまりモノを買いたがらない 等々である。
今さらだが、彼らには弱肉強食の意識が欠落、若いときに辛い体験をして、それをバネにして上を目指そう
という気持ちが欠落している。韓国、中国などの若者に比べて、全く人生に対する姿勢が劣っているようだ。
例の「ゆとり教育の犠牲者」なのである。 こういうマイナスの回転に引きこまれた世代は、何処までもマイナスが
ついて回るのだから、気の毒といえば気の毒。我われの世代が逆にプラスの回転だったから、それが鮮明に見えるのである。
前向きでないからか、消費や海外に対しても興味を示さず、ただ目先の安定を求めてしまう。
これからの長い人生をどう生きていくのだろうか? この世界恐慌の中で、プラスの気持ちも持ちにくいのはわかるが・・・。
アメリカが戦後日本を徹底的な隷属国家として、骨抜き戦略をしてきた最たる象徴が、三十代前半から二十歳代の若者である。
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05月15日(土)
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