ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3145,高速道路千円の仕掛け人
学生時代のゼミの一年下の松下さんと、以前に「新潟を活性化するに如何したらよいかと大和総研に頼まれたが、
何か知恵がないか」と電話があったので、「 新幹線を新潟駅から飛行場近くまで延長して、東京駅から
直接乗り込みの飛行場を持った環日本海都市として売り込めばよい。その沿線には中国、ロシア、朝鮮の
特区地区としてパスポートで出入りする地区をつくり、工場などを誘致して、それで足りなければ、高齢者などの
施設をつくって首都圏の補助機能をつくり、元もと天領だった特性を、そのまま利用すればよい。
現在、新潟駅再開発が動き出したので、その延長として本気にならないと、北陸新幹線が完成したおりに、
幹から枝葉の地区に取り残される。これが最後のチャンスと思うよ」と、軽く答えた。 ところが、数日たってから、
その話を新潟県のエライサンに直接話して欲しいということになり云々・・・話は長くなるので、これはこれで
終いにするが、その松下さんが道路経済学を一人で長年かけて学んできて、現在では、その道の権威者。
「高速道路の千円」の大元の理論家である。 更に無料化の流れを彼がつくったというから、尊敬に値する。
その彼が、民主党が天下を取ったら自分の理論が政策に取り入れられ、大きな役割を与えられると数年前に
言っていたが、その時代がやってきたようだ。 先週に彼から、週刊エコノミストに大きく取上げられたと
そのコピーが同封されてきた。 早く言えば、「思い切った高速道路の値下げが、大きな経済効果をもたらす」
という、英国学者の理論を日本に紹介したもの。彼の著書「道路経済学」も、なかなか説得力がある。
「過剰な?高速道路を、世界一高い値段の料金を無料化をして、皆で使いましょう。大部分は、ほとんど
使ってないのだから」というのも一理ある。それを先読みして、コツコツ学んできたのだから・・・
以下は、コピーの礼状である。
ー松下文祥様ー
前略、 送っていただいた資料、さっそく拝見しました。高速道路の料金一律千円、松下さんの出版された本が出発点
だったようですね。近くの岩室温泉や月岡温泉などのリゾートホテルが潤っていると知人から先日、聞いたばかりです。
また、民主党が高速道路の無料化の方針も、やはり貴方の理論的裏づけがあるようですね。
貴方の長年の地道な努力が、こういうカタチで花咲くのは同じゼミの出身者として誇りに思います。
恐らく、戦略会議の一員にも推挙されているのでは? と思いますが・・
地方は、去年の9・15のリーマンショック以来、ますます悪化を続けています。 全体の四分の一のエネルギーが、
そぎ落とされてしまったのが実感です。01年の9・11事件で、やはり三割近く落ちているので、
八年で半減近くというのが実情のようです。ご存知のように、数年先に、新潟駅再開発のため、
一つのホテルが買収される予定があるので、銀行も、あまり強く圧力はかけてはこないですが、もし無いとしたら
死活問題になっています。それほど市場は冷え切っています。 亀井大臣が中小企業に対して、
「返済三年猶予法案」を提出しますが、地方の企業にとって神風のようなものです。知人の会計事務所の過半数近くが、
これまでの体力を使い果たし、年末から来年の3月にかけて大きな危機に見舞われると嘆いていました。
決してオーバーな表現ではないのが現状。それにしても、これまでの自民党と官僚とゼネコンを初めとした財界の罪悪は、
あまりに酷いもの。 その不正摘発をしている貴方の活躍は、見るものからしたら拍手喝采です。
一時のマイナスに大げさに騒ぐ輩がいたとしても、それを乗り越えて進まれることを願っています。
ご健闘のほどを!
堀井八郎
・・・・・・・・・
2780, 世界同時不況 ー日本は甦えるか −1
2008年11月14日(金)
文藝春秋の12月号の特集「世界同時不況 日本は甦えるか
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11月14日(土)
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