ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2955, マネーはなぜ暴走したのか?
* アタリの経済危機を考える
NHKの連休の二日間のジャック・アタリのインタビューの内容が考えさせられた。
二時間近い内容を、頭に残っているまま思い切って要約すると、
《 この経済危機の大きな要素は、ベルリンの壁の崩壊である。これは人類3千年かけて望んできた
(自由)と(個人)を最終的に獲得した画期的な大事件。その結果として、まずは経済のグローバル化が始った。
それが市場原理主義と情報化がマッチして世界の流れになってしまった。
しかし、それには絶対的なルールが必要であったが、アメリカの金融関係の連中が自分の利益を追求するあまり、
ルールのできる前に金融工学とかいう美名を楯に世界中に得体の知れない金融債権をばら撒いてしまい、
再起不能なほどの金融危機を起こしてしまった。
その結果、今後10年、20年、30年と、大きな津波が押し寄せることとなった。
第一の波は、アメリカ一極支配体制の崩壊(アメリカは、一極支配は捨てても、決して弱体化はしない。内向きになるだけ)
第ニの波は、多極支配体制への移行
第三の波は、グローバルな超帝国の波 ー市場そのものが帝国化して、国単位では規制不可能になる
第四の波は、超紛争の波 ーあらゆる武器が開発され、誰もコントロール不能になる
第五の波は、超民主主義の波 ー人々は利他主義に気づいて、その力が加速して結果として、プラスの流れが出る。
アイデアは他人に与えても減るものではなく、むしろプラスの相乗効果が出てくる。
世界の人は、自家用のヘリコプターを持っていても誰も賞賛しないが、持っている者を惜しみなく人に与える人を
賞賛するようになる。それこそ、人類が求めていたもので、合理的利他主義という。
紛争や、移動の簡易さで、ノマドといわれる遊牧の民が増えていく。
ノマドにも三種類あって、?超ノマド=世界中を気楽に何処にでもいける人、?下層ノマド?バーチャルノマド=誰もがなれる
が存在してくる。 第一から第四の波は、多くの痛みが出てくるが、その結果として、第五の超民主主義が出てくるというのが、
楽観的といえば楽観的だが、それはインターネットが大きな役割を果たすことになるだろう。
こうして要約すると、この流れは当然起こって然るべきことと納得できる。
流れの背景は、やはり世界の人は「自由」と「個人」という言葉を獲得したのである。
その最も有効に働いたのが、インターネット、携帯電話である。これは、どんな権力者も阻止できない流れとなってしまった。
・・・・・・・・・
2591, 日本壊死
2008年05月08日(木)
三年前なら、読み過ごしたが、サブプライムローン問題が大きく露出した現在では、
この本の内容は決して絵空ごとには思えない内容である。
特に、ここにきて日本がアメリカの属国とう著者の論は、的を得ている。
彼の主張していることは、彼からすれば当たり前のことで、誰も現実を直視しようとしないだけなのか。
安部前首相、福田首相の姿を見ると、数年後の修羅場が目に見えるようである。
ーー
「日本壊死」ー新しき人目覚めよ 船井 幸雄, 副島 隆彦 (著)
ー 表紙裏の説明文
アメリカ帝国主義とロックフェラー支配の終焉、
1ドル60円時代の到来、ユーロの台頭、
借金1000兆円国家・日本の地獄絵図、財務省の重罪、
預金封鎖と老人税の導入、行革が進まないワケ、
脱米入亜の可能性、次世代国家を作る新しい人たちの登場
…日本が歩むべき道を徹底討論。
ーー
*面白そうな部分を抜粋してみた。
ー副島隆彦
・「米国債400兆円を買わされ、さらに毎年30兆円分買おうとしている日本」
・「金融緊急処置令」というのは日本の敗戦時の1946年2月17日に発令された
「新円切り替え」と「預貯金の引き出し制限」のことです。この二つを合わせて「預金閉鎖」といいます。
緊急の統制令を出して、預貯金に支払い制限を設ける、一人につき一月500万円として、新札の切り替えが
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05月08日(金)
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