ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2645, アメリカ狂乱 −1

 「アメリカ狂乱 −次の大統領統は誰か」 日高 義樹 (著)

   本屋で平積みしてあった本だが、何時か図書館に並んだら読もうと思っていた。
   それが数日前に、長岡の図書館で読んだら、これが面白い。 
   40年近くに渡り、アメリカの国内事情と、大統領選挙を見てきた著者の視点のためか
   多角的に分析していて説得力がある。  

  ー面白そうな部分を抜粋しながら、まとめてみるとー

●民主党有利と言われているが、現時点では共和党のマケインがもっとも大統領に近いのではないかという。  
 その理由として、 ヒラリー、オバマ両民主党候補の争いが泥沼化していること、ベトナム戦争の英雄である
 「強い指導者」をアメリカ国民が選択するであろうという。  
 「大統領選挙の本番になればアメリカ国民は、それぞれの候補にアメリカ軍の最高司令官としての能力があるか
 どうかを慎重に見きわめる」というキッシンジャー博士の言葉を引用して、誰がアメリカ軍の最高司令官に
 ふさわしいかどうかと言えば、経験と力量からいってまぎれもなく 元海軍士官にしてベトナム戦争の英雄であるマケインだ。  
 ブッシュがマケインの主張を取り入れ、ラムズフェルドを解任し、兵力が不足していたイラクに一度の大部隊を送り込んだ 
 という話や、共和党の政治家のほとんどがイラク問題を身辺から遠ざけていたときに、マケインは流れに逆らって 
 自分の主張を通したという。 71歳の高齢ながらベトナム戦争時の英雄として扱われており、民主党の候補者同士が 
 泥仕合を続けるならば、勝機は十分にある。しかし、現在は、上院・下院とも 民主党が多数を閉めており、 
 大統領になったとしても苦しい政局が続くだろう。 
●ブッシュはイラク戦争によって中東に新しい情勢をもたらした。 戦争そのものはアメリカが勝ったというかたちで
 終了しつつあるが、彼の後継者となる次の大統領は、アメリカの利益を中心とする新しい中東政策を考えなければならない。 
 ブッシュが唱えつづけてきた『テロリストとの戦い』にもアメリカは勝ちをおさめる形成になっている。
●オバマは、ケネディーの再来を演出しているが、政治家としての経験が決定的に不足している。  
 政策も、北米自由貿易の破棄、イラクからの軍の即時撤退など非現的なものが多い。  
 アメリカは地方には、古い部分も多く残っており、黒人の大統領が出るまではあと1世代  (30年)はかかるだろう。
●ヒラリーは、予備選挙で敗けた時泣き出す、オバマを敬称をつけず呼び捨てにする、  
 コマーシャルがあまりに過激等、性格的な問題が国民に知れ渡っている。 
 全米で最も有名な 政治家であるが、最も嫌われている政治家でもある。その他ヒラリーには問題点が多い。
  ー以上だが、民主党はオバマが勝利した。しかし、二人の亀裂は民主党の亀裂と同じ。
   マスコミは、オバマの方がネタとして面白そうなので、マケインより有利と煽るが、
   この本を読む限り、そうでもなさそうだ! 政権が変わると、ホワイトハウスなど1万7千人が、
   全て交代という。また、官公庁も役職が殆ど交代という。システムとして汚職が出来ないようになっている。

・・・・・・・・
2007年07月01日(日)
2280, ビジネススーツ・ビル
                       ヾ(´∀`o)+。才ノヽ…YΘ!           
ー 超高層ビル=ビジネススーツ・ビル論 ー

*半月ほど前の読売新聞に掲載されていた建設史学者の鈴木博之氏の「ビジネススーツ・ビル論」が面白い。
超高層ビルの外装を、ビジネス・スーツと類推するところがユニークである。

ー超高層ビルが林立すると、そこに立ち並ぶ超高層群は無個性化を始め、ビジネススーツのように縦ストライブの、
抑えた色調の外装パターンになり、外観からはビルの存在感を消そうとする傾向に入った。
それを「国際化」と見る人もいる。ー  概略は、このようである。
(以下、字数の関係上カット、2008年7月01日)

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