ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2534,人間魔界図鑑 −2
  「金と口の出し方」−2

ー「金と口の出し方」の問題に対して、更に書き写してみよう。
 ーー
「金は出すが、ロは出さない」とか、「金は出すが口も出す」とかいう言葉がある。
それで、この金と口の出し方について、いろいろ考えて見た。
・まず、金を出す方の立場から。
金は出すが、口は出さない、という結構な人。 寄附などこれに当たるだろうが、
ほかにそんな奇特な人はまずいないだろうと思われるが、それが、意外にある。銀行の預金者。
それから、日本の納税者。
ただし、政治献金を出す大企業も、口先ではそんなことをいうが、むろん大嘘で、
ほんとうは次項に属する。金は出すが、口も出すというのは、社員に対する社長。
テレビのスポンサー。それから、たいていのパトロン。
金は出さないが、口は出すという勇ましいのは、ろくに税金も払わないで、
何とか国家に文句をつける方々。もっとも一方で、政治家とは公然脱税業であると心得て、
これもほとんど税金を払わないくせに、国防だの教育だのに、大きな顔をして口を出す政治家が
ワンサとあるのだから、アイコである。
金は出さないが、口も出さない、というのは、アカの他人である。

・次に、金をもらう方の立場から。
金は出せ、その代り口を出してもいい、というのは、たいていの場合、女房がそうだろう。
正確にいえば、口を出してもがまんするしかないということだろうが。
金は出せ、口を出すな、というのは、セガレや娘が親に対していいたいせりふだろう。
金を出さなくてもいい、その代り口も出すな、というのは、アカの他人に対しては、
こういうよりほかはない。
金は出さなくてもいい、しかし口を出してくれ、という人。
こんな人はいない。                   『半身棺桶』
 −−
以上だが、
これはゲゼルシャフトとゲマインシャフトの混同の話になる。
(この難しそうな話は後日、読書日記で書いてみるつもり)
己と他者の関係の話にもつながってくる。
一般的に、他人の知恵を借りるのはタダというのが一般の通り相場である。
それを如何に他者(本)から引き出し、それを己の知恵に摺りかえるのが読書の効用である。
話は変わってしまったので元に戻す。
「金は出さないが知恵を出してくれ」ってのが、何人かいる。
無料コンサルトを当然のように求めてくる人。
それも、交互の利益になるならいいだろうが、そうじゃない人の場合・・・

・・・・・・・・
2007年03月12日(月)
2169, 書店のカテゴリー・キラーの業態
               オッ(*^○^*)ハ〜ヨウサン!

    土曜日の朝、新潟駅裏に開店した『ジュンク堂』について書いていた。
    コーヒータイムに、その日の朝日新聞・土曜版の一面トップをみたら、
    なんとジュンク堂社長のインタビュー記事の特集をしていた。
    偶然にしては出来すぎである。「意味ある偶然の一致」である。  
    それより「私の感覚も悪いものではない!」とほくそえんだが・・・。

 ーこの朝日新聞の内容をまとめてみると、

・最新の池袋本店は地上9階、地下1階で日本最大の2000坪
(6600平方メートル)の売り場に約150万冊が並ぶ。
少しでも多く本を置こうと、レジは1階だけにしてある。
各階の窓際には特注したナラの机とイスが並び、客が座って本を読める。
テラス付きの喫茶店もある。「図書館のような書店」である。
また新宿店も最近、大幅増築。
    
    ・「立ち読み厳禁、座り読み大歓迎」をうたい文句に店内に机とイスを入れ、
    社員の制服をエプロンにし、バーコードを読み取るレジを導入してある。
    今では多くの書店で見られるが、先駆けたのは、書店界では後発のジュンク堂だ。

・95年の阪神大震災で中核の2店が壊滅状態になったが、
その年から全国展開を開始した。98年に累損3億円を抱え、
経営危機に陥ったが、ボーナスカットや家賃下げで切り抜けた。 

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03月12日(水)
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