ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2513, 思い込み
*緊張と深呼吸
この歳になって、思いもよらない思い込みや、間違いに気づくことがある。
先日のTVで「受験の際、緊張しない方法」について、
オヤッと思わず考え込んだことがあった。
「受験場では、深呼吸をしないこと! ほとんどの人は逆と思い違いをしている。
深呼吸はすればするほど、緊張度が高まります。なるべく深呼吸をしないように、
小さく息をするように心かけて下さい」という。
こんなことを聞いたのは始めてである。
私の場合は、緊張する場面は、人知れず深呼吸をしていた。
心を落ちつける要点は、深呼吸であるのは自明のことである。
しかし、それが過ぎると緊張を柔らげるところか、逆の効果になるという。
改めて振り返ると、多々、思い当たることがある。
その人により、緊張する場面が違っても、それぞれ極度に緊張する場面があるという。
色々の人を見てきたが、驚くほど多様である。
その時の体調によったり、温度差の大きい部屋に入ったり、食後など、自律神経などの狂いにより、
何でもないことに赤面したり、極度の緊張でパニックになったりすることは、多くありすぎて、
書ききれないほど。そして誰もが自分だけではないか?と、それぞれが思い込んでいるのである。
自分は、緊張症だ、赤面症だ、精神質症だ、・・それぞれが思っていることを知らないのである。
そんなことを言っていたら、生きていけないから乗り越えているだけである。
それはよいとして、深呼吸が緊張を高めるとは、この歳になるまで気づかなかった。
「リラックスするには、深呼吸をしなさい。ただ、一度だけにしておきなさいよ。
し過ぎると、逆に過呼吸になり緊張は高くなり逆効果になりますよ。
呼吸は、小さく整えて気持ちを息に持っていきなさい」ということ。
・・・・・・・・・・
2007年02月20日(火)
2149, へべれけに酔っ払いてえなあ。
v(=゚ω゚)ノおはょぅ −読書日記
この文章を読み終わったとき、その衝撃で暫く茫然としていた。
短い文章の中に労働者の生活と哀歓がよく表現されている。
内側にしか破壊衝動を向けざるを得ない者たちの深い哀しみと諦観をみごとに語っている。
この諦観は中年期の男の誰もが何度も味あう屈折した心情でもある。
「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、皆な私が悪いのよ!」
でなく、「お酒が悪いのよ!」と、オダをあげなくては生きていけないのが人生。
知人が先日亡くなったが、連れ合いが父親の葬式の晩に自死したという。
へべれけに酔っ払っても、何もかも壊しても、その傷は癒えるわけがない。
食道ガンだったというから、毎晩飲みつづけるしかなかったのだろう。
【人生のことは、小説が教えてくれた】より −2
葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」高橋敏夫 中経出版
松戸与三は恵那山の麓で発電所の建築現場で働いていた。
一日中顔をセメント粉にまみれながら樽からコンクリートミキサーに移す仕事に就いていた。
仕事にヘトヘトになつた頃、樽の中から小さな箱が出てきた。
しかし、作業は彼にはこの中身を確かめる時間を許さなかった。
彼は腹掛けの丼(ポケット)にほうりこんだ。
「軽いところを見ると、金も入ってねえようだ」ミキサーがからになり、終業時間になった。
「なんでセメント樽から木の箱が!?」思わせぶりに頑丈に釘付けしてあった。
石にぶつけ何度も踏みつけた小箱のなかからボロに包んだ紙切れが出て来た。
それにはこんなことが書かれてあった。
ーーー
私はNセメント会社の、セメント袋を縫う女工です。
私の恋人は破砕器(クラッシャー)へ石を入れる事を仕事にしていました。
そして十月の七日の朝、大きな石といっしょに、クラッシャーの中にはまりました。
そして石と恋人のからだは砕け合って、赤い細かい石になって、
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02月20日(水)
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