ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2508, 世界をだました男

    「 世界をだました男 」 (新潮文庫)        ー読書日記
     フランク アバネイル (著), スタン レディング (著),

以前にビデオレンタルで借りてみたが、あまり印象に残っていない。
先日、たまたま図書館で借りてきて立ち読みをして、アマゾンの中古本を買って読んだが、
なるほど面白い!殆どが実話というが、さかりのついた男のあの手この手の必死さが面白い。
色いろな示唆のある内容で満ちている。

この内容の概略をまとめるだけの価値はある。
生粋の詐欺師の話として割り切って読むと面白い。
政治家は、この手の詐欺師まがいが多いのは見ているとわかる!

ーー
6歳から21歳までアメリカやヨーロッパで詐欺を繰り返して二百五十万ドルを荒稼ぎだした。
連邦刑務所で服役後、数々の職業を経て、その手法を逆手にとって詐欺対策コンサルタントに。
自分の編み出した詐欺方法をおしげもなく公開する「小切手詐欺に対するコンサルタント業」である。
銀行、ホテル、航空会社を顧客に持つほか、FBIとは25年以上に及ぶ協力関係を持つ。
現在は妻子とともに中西部在住をしている。

彼のやり方の 基本は偽造小切手を換金して発覚前に消えるという手口。
パイロットを装って各地を無賃で移動しながら銀行を荒らし回ったり、
添乗員の偽募集に集まった女性をダシにしてヨーロッパじゅうのホテルから大金を巻き上げたり、
自分を追うFBI捜査官を装って捜査の手を逃れたり、各地で出会うスチュワーデスや看護婦をターゲット。
身元を詐称して自分と違う世界の人たちと親しくなるスキルは、何にでも通じることだ。
経歴から名前からすべてを創作し、合法的に相手の信用を得る手法は入念な準備や演技力が必要。

彼はまず父親に最初の詐欺を働き、パイロットになりすまし、飛行機をただ乗りし、
宿泊施設をカラ小切手で渡り歩き、小児科医として病院に勤務し、夏期講習の大学講師をしたり、
法曹家になって裁判所で働いたりと、小説のように詐欺の腕を磨く。
その動機が「女の子にもてるために、・・・」その一点でこんな詐欺を続ける。
しかし大半が少年期の犯行の手記。
その手口は、「二十世紀でもっとも悪賢い偽造小切手の使い手」と本人が自慢する割には、
ローテクで牧歌的である。それは、コンピューターがあふれる以前の六〇年代の話だからか。

ーー
詐欺師といえば、営業のプロも詐欺師的要素を多くもっている。
口先で、とにかく顧客のニーズをつかみ商品を売りつける。
あわよくば、トッテオキの情報をつかんで、他の顧客に流して利益につなげる。
ただ面白いのは、そういう尻尾を出している自分に気づかないことである。
いや、それに気づいても嫌われないセンスか?
 それにしても、こういう異端者から見たら、世の中は面白いだろう! 
事実は小説より奇なり!とは、この人間を言うのだろう。


・・・・・・・・・
2007年02月15日(木)
2144, 「狂い」のすすめ −1 

       (~Q~;)  おはよう〜〜ファ〜  サム!
 閑吟抄の中の、「ちろリ ちろり ちんちろり ・・・・一期は夢 ただ狂え」
 を切り口に、世間に縛られないで 自由に生きなさい!と論じている。
 まさに何時も、ここで書いていることである。私にとって、今ひとつ物足りない
 ところがあるが、団塊の世代のマニュアル人間が定年を迎えようとしている現在、
 丁度良い内容である。人生に意味など無い、生まれ、飯を喰って、くそをして、死ぬだけだ。
   あるのは「いま ここ」だけ! 
   ーまずは、その概要からー       
               ー読書日記
      著者:ひろさちや :集英社

    世間や常識の奴隷になるよりも「ただ狂え」。
    狂者の自覚を持つことで見えてくることとは…。
    人生に意味を求めず、現在の自分をしっかりと肯定し、
    自分を楽しく生きようと呼びかける。
     ー表紙裏の内容紹介ー
    今の世の中、狂っていると思うことはありませんか。

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02月15日(金)
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