ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2289, 霊長類オンナ科図鑑 −2
才ノヽ∋―_φ(゚▽゚*)♪
ーヨゴレ自慢女ー
この本の中でも特に「ヨゴレ自慢女」が、面白い。
私も「偽悪主義」と、ある姉に言われるほどである。
奇麗事をいう人の前に出ると、意識的に「非奇麗事」を言わないと
気が済まない性質である。 しかしこの「ヨゴレ自慢女」には敵わない。
中村うさぎといえばやはり「うんちネタ」が浮かぶほど、露悪主義女である。
「ヨゴレ自慢女」は、自分のことを書いているので、
言葉が躍っていて迫力のある内容である。
本人は病気と開き直って、それを盾にとって好き言いたい放題である。
それがまた、面白いところである。
他人を子供扱いをし、エロ系などのヨゴレネタが9割といってよい。
自らを貶め、その場の人々に対して優越感を抱こうとする、
逆説的な「露悪魂」が彼女の彼女たる所以である。
ーまずは、そのの真骨頂の部分を抜粋してみる。
ーーー
今回のテーマは「ヨゴレ自慢女」って、私のことかいっ!
まあ、世の中には、シモネタやウンゲロネタやバカ話を得意とし、
皆様に笑っていただことを無上の喜びとする女が、私を含めて多数存在する。
ある女に言わせると、こーゆー女は、もっとも「モテない女」なんだそーな。
確かにモテねーよ。ああ、モテないさ。
けど、男にモテることより、その場でウケることのほうが、
我々にとっては快感なんだから、誰にもあたくしたちを止められなくってよ!
それにしても、ヨゴレ自慢の女ってえのは何故、自分を虐めても男を遠ざけても
女友達にバカにされても、自らのヨゴレネタを披露せずにはいられないのであろうか。
もちろん「皆に笑って欲しい」「面白がられたい」という一種の「人気者願望」がある
にはあるのだが、それだけでは説明しきれない奇妙な欲望も、そこには存在する。
たとえば私の場合、ヨゴレネタが必ずしもウケない場面
(シモネタを嫌う人々がその場のメンツであった場合など)でも、
自分を抑えきれずに暴走し、結果、人気者になるどころかひんしゆく?
経歴者になることだって、多々あるのだ。
決して、その場のムードが読めなかったワケではない。
むしろ「ここでシモネタはマズイだろーな」とわかっていながら、やってしまう。
その時の私の気持ちは、一種の「挑発」というか「反抗」というか、
テロリストの心理に近いものがある、と、自分で感じる。
要するに、「お上品ぶりやがって、バーローおまーらだってウンコもするだろ、
セックスもするだろ!何を気取ってやがんだ、ええ!」と、まあ、翻訳すれば、
このような気持ちなのである。
じつは昨日も私は、とある新人賞の学会の後で先輩作家など、
その場・知的でたっぷりな会話に途中から激しく苛立ち、隙あらば「ウンコ話」や
「フェラチオ話」をぶつけてやろうと虎視眈々と狙ってたのだが、
とうとう口を挟む機会を与えられずにショボンと肩を落として帰宅したのであった。
こういう時の「敗北感」には、何とも言えないやりきれなさがある。
やはり私は、ウケ狙いだけでなく、嫌がらせに近い気持ちでシモネタ爆弾
を繰り出すタイプの女なのである。
こーゆーのを世間では「露悪」と呼ぶワケですが。
私の中には、この「露悪魂」が、深く深く根を下ろしている。
それは、自らを卑しめることによって、その場の人々に対して「優越感」
を抱こうとする、じつに逆説的な(アマノジャクとも言うが)魂なのである。
「どーだ、ここまでヨゴレにはなりきれまい。ふはは!」みたいな気持ちなのよ。
もちろん、羨望どころか軽蔑の対象となるであろうことも、重々承知。
本人は得意満面の英雄気分。「汚れた英雄」つーか、一種の「蛮勇」なんだよな。
本人的には臆面もなくモテ自慢話をする女と同様、
こーゆーのも「公開オナニー行為」だと私は思う。
周囲が全然気持ちよくなくても、私だけが気持ちいいのだから。
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07月10日(火)
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