ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2211, 帰ってきたソクラテス −2
      (^o^) (^0^)オハヨウ!
                  ー読書日記ー

    韓国人学生による米銃乱射事件、精神的に問題があったとしても、
    その原因は長年の人種差別の鬱積が本人を追い詰めたことにある。
    金持ちに対する恨み辛みというメッセージがあったというが、
    人種差別と朝鮮人の直情的な国民性も重なり暴発したのだろう。
    差別は人間の、いや動物の本能であり、これだけは、どうしようもないこと!
    と割り切るしかないのか。 目くそは、鼻くそを差別するものである。
ーーー
P−221
ソクラテス:
 救済と差別とは、どういう関係にあるのかな。
 僕はそこを君たちに聞いてみたい。だって、信者になるということは、
 自分は神に選ばれた、皆とは違う人間だってコトなんだろう。
 その選ばれた信者が、神の前に皆平等と説くなんて、
 やっぱり変じゃないか。 ・・・
釈迦:
 私は衆生を捨てておけなかったのです。
ソクラテス:
 たとえ騙してでも?
釈迦:
 よしてくださいよ。
ソクラテス:
 だけど、あなたも知っているとおり衆生はワカラナズヤだぜ。
 これは差別ではなく、事実を言っているだけだが、
 自分ってものはなかなか捨てられないものだぜ。
 ・・・
ソクラテス:
 宗教的なものとは、そも、一人っきりの心と、神なり仏なりとの間か、
 すごく孤独な何かだなんてこと、君たちには言うまでもないよね。
 なのに、なぜそのとき、他人の救済やら互いの平等やらが問題になることが
 できるのかと、僕は思うんだ。それぞれの人間が、それぞれの仕方で、
 神や仏と付き合ってはなぜいけないんだろうね。
イエス:
 だって、それじゃ宗教にならないんじゃないですか。
ソクラテス:
 だから宗教は詐欺だって僕はいうんだよ。
 教団や運動になった宗教なんて、大ウソもいいところさ。
 まして、言葉の数は限られているんだ。不特定多数の人間に一方的に語る仕方じゃ、
 一つの同じ言葉がそれぞれの心にどんなふうに受けとめられるかを確認できない、
 回収できない。集団をまとめる力には十分になるだろう。
 しかしそのための神や仏なら、話は逆になるってね。
イエス:
 やれやれ、さしずめ私は、詐欺集団のボスってとこかーー。
 いや実のところ私の弟子たちも、どうももうひとつ分かりがよくなくってね。
 なにしろこの私を拝むなかれ!、と私が説いた当の偶像を仕立てあげてしまった。
 全く相手をみて説かなくては!
ソクラテス:
 それが大原則だよ。それが「縁」だよ。
 僕には何が理解できないって、死んじまったあとに救われるヤツ、救われないヤツという
 あの考え方だ。だってそうだろう、この世の自分こそ、この世の当に原因なのに、
 その自分をわざわざあの世に連れて行ってまで、何で救われることがあるんだろう。
 あんなヤツは地獄に落ちるぞって腹立ちまぎれにせよ、
 死後こそ天国で楽にしてやろうって目論むにせよ、
 死後の差別で今の自分を救おうって考え方は、どうしても無理があるよ。
 死んだ後には天国も地獄もありはしない。しかし無もまた考えられないって
 ハッキリ教えて、深く困惑させてやる方がよほど救いになろうってもんさ。
 譬えで語るのも考えものだよ。
釈迦:
 いえ、あながちそうとも言えないものでございますよ。いかなわからん人間であれ、
 その生涯を生きてゆくにつれて、次第次第にわかるようになるものであることは、
 あなたも認めになりましょう。はっきりとわかる、ありありとわかる、涅槃に覚醒する
 そのときまで、私たちの魂の成長は、来世、来来世まで続くものと言えましょう。
 そして、たとえばあなた、そしてこの私、幾世かを経て、もはやこの世の自分に執着しない、
 そのことによって以後煩悩の六道輪廻に落ちることなく、救いは今のこの場で成就している
 のでございます。・・・・
 
    ーー

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04月23日(月)
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