ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[397431hit]

■1947, ローマから日本が見えるー18


         (≧∇≦)オハヨウ~ゴザイマス!
               
             ー読書日記ー

第八章 「パクス・ロマーナ」への道 −1

ーローマ史最大の名優オクタヴィアヌス登場

カエサルは、
「大きくなりすぎたローマを守るためには、既に共和制度のシステムは無理であり、
住民共同体の利益を守るためには強力な権力集中の皇帝を中心としたシステムに
変えなくてはならない」ことを知っていた。
ローマ領の中に住む人々全体の利益を最大限にするのが覇権ローマの使命であり、
その役割は元老院にはもはや果たせないと考えた。

   
    ブルータスはもとより、カエサルの知性を高く理解していた歴史家キケロさえ、
    カエサルがやろうとしていた意味が理解できなかった。
    そのカエサルの真意を完璧に理解していた男が、一人だけいた。
    それがオクタヴィアヌス、後の初代ローマ皇帝アウグストゥスだけであった。
    カエサルの死後、公開された遺言状には、自分の後継者として、
    当時僅か18歳の甥のガイウス・オクタヴィアヌスを指名し、
    この若者を自分の養子として、カエサルの姓を継ぐように指示していた。


この頃、カエサルは自分が暗殺をされるとは、夢だに思っていなかった。
あと十年後に彼は30歳になるだろう、その時の後継者ぐらいとしてしかみてなかった。
しかし、僅か18歳の少年に将来の指導者を見出したカエサルの眼力は、
やはりスゴかったと言うしかない。

オクタヴィアヌスはカエサルほどの知力や軍事の能力は無かったものの、
こと政治感覚はカエサルに匹敵するほどの才能の持ち主であった。
この男は、自分の設定した目的を達成するためには、
いかなる「演技」であろうと辞さない強い意志を持っていた。

    彼は元老院を欺いても、帝政を実現していくと覚悟を固めた。
    公共の利益のためには善を装うのは良いと割り切った。
    この意味で、オクタヴィアヌスはローマ史上、空前にして絶後の名優であった。
    この人物は元老院議員たちを全て満足をさせつつ、元老院体制を否定する
    帝政に移行するという離れ業を成し遂げた。


遺言により、後継者に指名されたあと、カエサルの副官であったアントニウスと、
その妻であるエジプトの女王クレオパトラを相手に戦をして勝って終止符をうった。
そして、事実上でもローマの最高権力者になった時、オクタヴィアヌスは
元老院の議場で、驚くべき宣言をする。

その内容とは・・・

                      ーつづく
    ーーー\(∂∇∂)/ーーーバイバイ!

*随想日記の「読書日記」は、自分の頭に入れるため
(後日の自分が読み直して解りやすいように)
本の要所を繋ぎ合わせたりしたもの、である。

・・・・・・・・
・・・・・・・・

2005年08月02日(火)
1582, 変化について


「変化、挑戦、戦い」が生物の成長のサイクルである。
環境の変化に対して、自らを変えることが成長ともいえる。
また自のサイクルに変化を見つけだすことも必要になってくる。

我われが直面している激変の現在、自分もその変化に合わせて変わっていかなければ、
変化そのものに自らが抹殺されてしまう。
現代はインターネットなどの情報化の技術や、グローバル化で変化のスピードが
益々加速している。

ところが変化することは、非常に難しい。
とにかく人間は変化を嫌う。
現状を根こそぎ否定しなくてはならないからだ。
それが出来なくなった時、脱皮できない蛇のように死ぬしかない。

自分の過去を振り返ってみると、その節々に大きな変化をしている。
その変化が止まった時に停滞が始まっていた。

起きた現象に対して、逃げずに直面して戦うことから
挑戦の第一歩が始まる。その中から変化が生じてくる。
特に激変の時代には、ただ変わればよいわけではない。

[5]続きを読む

08月02日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る