ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1670, 「全ての装備を 知恵に置き換えること」−1
−読書日記
「全ての装備を 知恵に置き換えること」
図書館で何げなく借りてきた旅行記である。
著者は、まだ28歳の芸大の大学院生だ。
・高校の時にインドを旅して以来、世界中を旅するようになった。
・そして現在は、芸大の籍を置いて旅行中。
・北極から南極までを人力で踏破する地球縦断プロジェクト
「POLE TO ROLE]の旅をしたり、
・世界7大陸最高峰登頂を目指すとともに、
・大学院では人類学、民俗学などの領域に関心を持つ。
プロとしての旅行探検家である。
旅を続けるために大學に行き、大学院に行き、本を出版している。
秘境旅行をしていると、このような一人旅をしている男に必ず出会う。
共通点は禅僧のような顔をして、優しく、悲しそうな顔をしている。
日本の高僧?のあの??からみると、数段よい顔である。
当然であるが!
この本の集約は、
「はじめに」の
「全ての装備を知恵に置き換えること」の章中の
冒険旅行の恩師イヴォン・シュイナード
というカルフォルニア生まれの男との対話といってよい。
(この本によると今年亡くなったとあった。)
このような著者のような男には、先生が何人かいるものだ。
その一番の先生であるイヴォン・シュイナードは、
パタゴニアという登山用品などを売っている創業者。
その彼が著者の質問の答の言葉がよい。
冒険に対する質問の答えが、人生の答えにもなっている。
ー幾つか書き写してみる
「冒険というものは究極は自分の身体一つでおこなうものと思っている。
もしある人がはじめてのクライミングをやりはじめたら、
周りにある装備を全て使うだろう。
それはとても簡単なことだ。
しかし、技術を身に付けていくにしたがって、氷壁を一本のアイスアックスで
登れるようになるかもしれない。それはある道筋のようなものなのだ。
私にとっての究極は何の道具も使わない「ソロクライミング」なんだよ。
チョークもクライミングシューズもガイドブックも・・・・。
裸で登るのが究極さ。
全ての装備を知恵の置き換えること。
それが到達点と思っている。
俺はそれを完全に信じてやまない」
そして、次の言葉がズバリ真実を突いている。
「冒険なんてどこにもあるものさ。
そんなものは自分で生み出せばいいんだ。
複雑なものから、シンプル、より純粋なものへと追及していく過程が
全てが冒険なんだよ」
世の中にあふれるものに背を向けて、
シンプルな生活を目指すのも、
たくさんある選択肢の中から本当に自分のしたいことを選び 追求することも
それは冒険だろう。
「進化は前に進んでいるのではなく、時おり後退しているのではないかと
思うときがある。もし目の前にある水がアフガニスタンやパキスタンから
きた水だったら、私たちは腹を壊すだろう。現在の私たちは浄化装置を
使わないと生きていけない状態になっている」
「進化というのは理由なしに起こらない。全ての進化は必然なのだ。
人間にふりかかるストレスがあってはじめて人間に進化が起こる。
私の指は今は柔らかいが、毎日一時間ずつ二週間もクライミングを
続けたら、かちかちに固くなるだろう。人間の進化なんぞはあっというまさ」
ー つづく
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2004年10月29日(金)
1305, まさか、地元で大地震!−6
昨日、地震以来初めて新潟の会社に出社する。
新幹線が不通の為、久々に車出勤である。
高速道路は長岡〜月夜野間が不通のため、新潟方面はガラガラだが、
長岡方面は、工事関係のトラックなどで異常な多さだった。
昨夜は新潟に泊まったが、地震は殆んどなかったようだ。
気象庁の発表によると、一昨日の余震で、さらに岩盤が動いたため
大きな余震の確率が大きくなっているという。
今日から三日以内の余震の確率は
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10月29日(土)
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