ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1278, 人生(時間)のセイムスケール−2
このHPにあった「アンソロジのコーナー」の内容が濃い。
「死の瞬間に何人も悟るだろう。
---人生の目的なるものが、いかにばかばかしいことであったかを」
(山田風太郎)などは、
虚無の境に立ったときに「人生の目的とやら」が、ドウデモよい卑小なことと
直感するのだろう。
人間の本音が、あまりに辛辣に次々と書いてあるが、
それでいて、何かホッとするから不思議である。
★「人生は日常の反復である。だが、いつのまにかずれが入りこみ、
同じ行為が変質してしまう。反復とずれ、それが人生の時間の意味だ」
(吉田喜重)
★「神は人間を、賢愚において不平等に生み、善悪において不公平に殺す」
(山田風太郎)
★「人はだれでも可能性を持っている。
自分の中にある埋蔵資源をできるだけ発掘して、それに形を与えていく。
それが生きるということの意味です」
(鶴見和子)
★「私の人生は失敗の連続だったが、その都度、全力を出して失敗してきた。
失敗も全力を出せば満足に変わるのである」
(佐藤愛子)
★ 「絶望は人生の通過点に過ぎない」
(梁石日)
★「線路を走る列車のように、人生は見えないレールの上を走っていく。
そして、終着駅が近いと知ったとき、〈別の人生もありえたのでは〉と夢を見る。
しかし、列車を乗り換えることはできない」
(田中 誠)
★「我が命は地球より重い。他人の命は犬より軽い」
(山田風太郎)
★「人は生まれ、苦しんで死ぬ。人生の要点はそれでつきている」
(正宗白鳥)
★「みんないう。いつか死ぬことはわかっている。
しかし、「今」死にたくないのだ」
(山田風太郎)
★「幸福な人々の死だけ悼もう。つまりごく少数の人々だけを」
(フロベール)
★「---いろいろあったが、死んでみりゃ、なんてこった、
はじめから居なかったのとおんなじじゃないか、みなの衆」
(山田風太郎)
★「雪はげし書き遺すこと何ぞ多き」
(橋本多佳子)
★「死が生にいう。
〈おれはお前がわかっている。しかし、お前にはおれがわかっていない〉」
(山田風太郎)
★「昔の死は、人が、死にゆく人物を演技する喜劇的な悲劇であった。
今日の死は、人が、自分の死ぬのを知らない人物を演技する悲劇的な喜劇である」
(フィリップ・アリエス)
★「死の瞬間に何人も悟るだろう。
---人生の目的なるものが、いかにばかばかしいことであったかを」
(山田風太郎)
★「死んで不幸せになった人を、ひとりでも見たことがあるかね」
(モンテーニュ)
★「どんな臨終でも、生きながらそれは、多少ともすでに
神曲地獄篇の相を帯びている」
(山田風太郎)
★「大多数の人間は、死なないですますわけにはゆかないので死ぬだけである」
(ラ・ロシェフーコー)
★「いかなる人間も臨終前に臨終の心象を知ることができない。
いかなる人間も臨終後に臨終の心象を語ることができない。
何という絶対的聖域」
(山田風太郎)
★「おいとまをいただきますと戸をしめて 出ていくやうにはゆかぬなり生は」
(斉藤史)
★「生は有限の道づれ旅
死は無限のひとり旅」
(山田風太郎)
★「〈私の死んだ後、私はどうなるのでしょうか。はっきりおっしゃって下さい〉
〈それはすべてであり、そして無だ〉」
(ショーペンハウエル)
★「幸福の姿は一つだが、不幸のかたちはさまざまだ、とトルストイはいった。
同じように、人は、生まれてくる姿は一つだが、死んでゆくかたちは
さまざまである」
(山田風太郎)
★「女ほど世にも尊きものはなし、釈迦も孔子もひょこひょこと生む」
(「お血脈」という落語のなかの狂歌)
★「知らず、生まれ、死ぬる人、何方より来たりて、何方へか去る」
(鴨長明『方丈記』)
★「死をはじめて想う。それを青春という」
(山田風太郎)
★ 「死を何とも想わなくなる。それを白秋という」
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10月02日(土)
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