ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7114,映画観賞 〜海辺の映画館-キネマの玉手箱
テーブル・マウンテンとエンゼル・フォールに是非行きたいものである。)
              (H 8.6/6〜6/12 )
――
H0909 
ギアナ旅行記

 この数年、秘境の旅に凝っている!
そしてそれが深いほど新しい感激・感慨が大きくなる。
南米大陸の一番上に位置するベネズエラの首都カラカス。
そこより目指すギアア高地の基地、カナイマへ。
更にそこからオリノコ川の最大の支流カロニ川の上流に、秘境ギアア高地が
広がっていた。 インディオの操縦で四日間にわたった
「エンゼルフォールを目指すアドベンチャー・ツアー」であった。

コナン・ドイルの“ロスト・ワールド”の空想小説の舞台となった
テーブル・マウンテンは、一〇〇〇m〜三〇〇〇mの垂直に切り立った
絶壁に囲まれた台地がいくつもそびえ立っていた。そこより落ちる滝は多い
ときで二〇〇〜三〇〇にもなり、その中で一番有名なのが、世界最長の落差の
エンゼルフォールである。その長さは一〇〇〇m、山道を一時間以上かけ登り、
麓より見上げた滝の雄大さ、神秘性は言い知れぬ迫力があった。ここでは生物
の生存がほとんど不可能であるという。

ボートでそのテーブルマウンティンの勇姿を見た時、魂を電流がつき抜けて
いったような感動で自然と腰骨がピンと立ち、ただ茫然としていた。
そして涙が自然と流れ出てきていた。
二十億年の大自然の時空を直感できた感動であった。
「これで人生の感動の分岐点を充分越える事ができた!」という言葉が、
フッと脳をよぎった。
原始人が自然に対して“神”を直感するとは、
このような二十億年の時空の中の一瞬の何かを観たのだ!。

この旅行はただテーブル・マウンテンと密林とそこを流れる川、
そして滝だけであった。
ただ高地の間に流れる川をのぼっていくボートツアーでしかない!。
でもそれだけがすばらしいのだ。そのトレッキングの真髄を初めて経験でき、
新しい世界をかい間見た十日間であった。
圧巻は、セスナで観たテーブル・マウンテンの全景。
  (H9.8/23〜9/)

――――
▼ 以上だが、読返すと、TVからの記憶の追体験は、充分可能と納得する。
 これなら、記憶の一部を、この世に残せるし、思い残すことなく全てを抱き
旅立てる。 デジカメが普及する前の写真が多いが、デジカメは便利な代物。

09月05日(土)
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