ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7086,閑話小題 〜コロナ禍と共存の時代! ―3
予備校で本当に上手な人の絵を見て、大学に行ったらもっとみんな上手かった。
で、「ダメだ、こりゃ」って、自分の実力がいかにないかとわかって、
「じゃあどうするのか」って、そこからですよね。そういう意味で、専門学校
みたいに人が集まっているところに行くのも自分の位置を知るにいいかも。
・・才能があるかどうかなんてやってみないとわからんし、親が判断すること
でなく、それは世間様が判断すること。・・まあ、別に漫画家じゃなくても、
高校生にもなった娘が進路について「これをやりたい」というのに反対する
ことはない。ひとつだけアドバイスするなら、「アルバイトはさせたほうが
いい」ってことかなあ。お金をもらって、他人に怒ってもらえるという経験は
貴重です。私もアルバイトでいろんな経験させてもらったのが財産になってる。
いるだけで「可愛いね」って言われる時代から、いるだけで「邪魔、パパア!」
って言われる時代まで、女の人の方が描くことの引き出しが多いんですよ。
だから、やっばりいろんな場所でいろんな経験してほしいですね。
▼ 早期退職のサラリーマンの蕎麦屋をしたいという話と同じ。遊びや趣味で
やるのと、それで生活していくのは別問題。17〜8年前になるが、甥っ子が
京セラに勤めて10年、何かで社長賞を貰ったのを契機に漫画家に転身と聞いた。
当初は、そこそこ売れっ子だったと聞いていたが・・ 漫画家の名は、自分の
名前を逆読みにした「きもと○○」という。次々と若い漫画家が出てくる中で
若い人の感覚を取り入れ続けて生き抜くのは大変のはず。この娘の場合は、
専門学校に入れるのがベスト。その世界で仕事が出来るだけでも、本人に
馴染むからである。
08月08日(土)
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