ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7009,閑話小題 〜得体のしれない国=アメリカ
 家庭をもって初めて一人前扱いされるという感覚が一般的だったと思います。
・最近は日本を含めた先進国で、年寄りの経験値の意味が薄れてきています。
 情報技術を駆使できる若い世代が圧倒的に知識量が多い。従って社会的に
 年寄りが尊敬されることもなければ、年をとるメリットも感じられなく
 なります。何歳から何をすべきだ、この世代はこうあるべきだという
 決めつけがなくなり、多様なライフスタイルが認められるがゆえに、単純に
 一人前とはこういう人といえなくなっています。例えていうなら、今の日本
 は山田洋次監督の映画「男はつらいよ」シリーズで、社会規範にとらわれず、
 気ままに旅を続ける「フーテンの寅さん」が急増している社会です。 
 寅さんが増えると少子高齢化がさらに進み、社会が回っていかない。
 同時に本人もつらい。規範がない社会では自分でそれを作らなければ
 ならないからです。特に日本人は自分で自分の価値観を作ることが苦手。
 でもいったん自由になると、なかなか過去の価値観には戻れません。
 「一人前とはこうだ」というモデルを強要しない社会は、
 「自由はつらいよ」ともいえるんじゃないでしょうか。  
* 高野秀行 66年生まれ。早大探検部時代にコンゴを探検し
 「幻獣ムベンベを追え」
          でデビュー。》
▼ 私の人間としての一人前は、三年前の節目時。「なるほど、自立する
 とはこういうことか!」という感覚。 家庭持った時点の自立は社会の中の
承認だが、リタイアー後の自立は、社会の束縛?からの、自立になる。(>'A`)>
いや、超越の方が正しい。真の孤独を味わうべき時に、自立できないで
アタフタしている姿がイジマシイ :((゙゚'ω゚')):

・・・・・・
5912,『しあわせ仮説』 ー10 
2017年05月23日(火)
            『しあわせ仮説』ジョナサン・ハイト著
   * 「純粋な悪」を、北朝鮮のドン様にみる
 ドン様と、それを支持している北の上層部にとっての「純粋な悪」とは、
アメリカ、韓国、日本であり、今では中国も加わりつつある。金日成、金正日、
金正恩になるにつれ、中国に対し、自ら不信感を強めて孤立を強めているようだ。
叔父、実兄、幹部を次々に粛清し、その亡霊に恐れおののいて、精神が歪んで
きているのが見てとれる。一人の殺害を癒すのは、25倍の英雄的実績を必要と
すると、宿敵アメリカ、日韓に対し、戦争をしかけ英雄的勝利を得るしかない。
そのため出来ることなら何でもする姿が画面に溢れ出ている。 これが
狂った小心者の心の内の中。 純粋に悪いのは、アメリカ、日韓。その思いで、
臣下の数十万、数百万の犠牲者など、大したことではない思い込み。気違いに
刃物とはこのこと。それを演じて世界を恫喝していれば、世界の皇帝並み待遇?
の立場でいられる。金日成、金生日の人質は、ソウルの2000万人だったが、
核と弾道弾で今では日本の首都圏の3〜4千万人と北京の数千万。アメリカの
数千万。最後は欧州も含めた世界中の全てを破壊できる核とミサイル。
最後は、細菌兵器に至る。とすると、数百万から一千万位で済むものなら、
今のうちに!という戦略的判断が働いても何ら不思議ではない。
内部コネクションを使った内部処理が一番、効率的だが、そうはいかないので
ここまできた。 成るほど、これもグローバル化の一端ということになる。
ヒトラーが、「パリは燃えているか?」が、「東京は燃えているか?」
「ニューヨークは燃えているか?」に、時代は変わってしまったのか。

05月23日(土)
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