ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2438, 犬は鏡で自己を認識できるか?
262,強請りーその手口
ーヤクザ対処法ー
この仕事をやって20年、前面(現場)には一切立たない。
現場は危ない部分があったが、危ない人に一円たりとも支払った事は一度もない。
暴対法ができてから、チンピラやヤクザも大人しくなった。
しかしその以前から殆どない。
現場に「すぐ警察に電話をするよう」と指示してあるからだ。
2ヶ月位前、本屋で「ヤクザの実践心理術」という本を買った。
どうということのない本だが、面白い内容であった。
脅しのテクニックが詳しく書いてあった。
まず私の経験を書くと
1、彼らが一番恐れているのが警察である。
電話を迷わずかけること、警察の門をくぐる事だ。
ーこれをただ実直に守ったから20年間一回も脅されたことはない。
2、暴力の使用を一番恐れているのは、彼ら自身である。
それを熟知していればよい。「恐喝で逮捕の危険」の塀の上を彼らは歩いているのだ。
3、彼らと3メートル以内に近寄らない、いや100メートルだ。
4、数年に一回ぐらい間違えて電話をとってしまうことがある。電話を無言でたたききる。
2^3回やると二度とこない。いちゃもんのつけようがない。
5、「ワイは正しいで、間違ってるのはアンタや」という我田引水のレトリック
をつかう。「心理学のプロフェッショナル」である。
火のないところにイチャモンをつけ、煙を出させてシノギー稼ぎ
にする。言葉のパフォーマーである。ただそれだけだ。
6、簡単だが、でも恐ろしい?‘警察’という言葉を多用することだ。
そして行くことだ。それしかない。彼等はプロである。
金のならないヤバイ相手はすぐ見抜く!
7、弱味を見せない、彼らは情報産業だ。つけ入られるような事をしないことだ。
ー先ほどの本の要旨は
・まずは怒鳴り!そして筋論に引っ張り込む。
・次は捨て身の居直り。
・王手飛車取り「数百万の損をしたとか大きく出て、数十万、時に数万を下げ強請る。
・いかに底深く、底知れなくするかを演出。ーそれを常に考えている。
・キャステングボードをとって、相手を引きずりまわすかが勝負。
・善意の第三者をよそう、そしてチャンスを狙う。
恐れるのは仕方ないが、とりあえず警察に相談それしかない。
そしてその瞬間、彼等にとって「それはもはや獲物でなくなる」
幼稚なお芝居の終了になってしまうからだ。
恐怖も悩みもそれから逃げようとせず、その中心点を凝視することだ。
「恐れさせ、混乱させ、警察に垂れ込めないようなお芝居」が彼らの実態だ。
ーこれがその本のいわんとするところだ。
・・・・・・・
ある時間の断片
12月7日(土曜日)1968年
12時過ぎに目が覚める。 何となく時間が過ぎる。
18時に、山岡さんがくる。先日のバザーのお金を受け取ってないという。
私はただ言われたまま無料奉仕をしただけだ。
20個の歯ブラシ代を永田さんがポケットに入れたままだと言う。
何で私が責められなくてはならないのだ。
11時過ぎに深井を呼ぶ。この前、ドタキャンに対して強く彼を責める。
言い過ぎたようだが、これでよい。夜半の0時に駒村と米林と3人でのみにいく。
駒村が、かなり酔ってしまった。私のことを寮の先輩として尊敬すると褒め立ててきた。
お世辞でも嬉しい。 この時、思わずオーストリアに行った河路先輩を非難してしまった。
また、満田先輩もだ。寮から抜け出れない姿勢が問題であると。
学生気分から抜け出れないのだ。 逃避で寮に来ているだけだ
12月07日(金)
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