ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■8038,プーチンも酷いが、トラチャンも最悪!
(人間がいくら考えても想像ができないレベルに達する。)
―ヒューゴ・デ・ガリスの予測―
オーストラリアの人工知能学者 デ・ガリスは、人工知能は急激に発展して、
シンギュラリティが21世紀の後半に来ると予測。その時、人工知能は人間の知能の
1兆の1兆倍(10の24乗)になると主張している。デ・ガリスは、この人間の脳の1兆
の1兆倍の能力をもつコンピューターは、将来、角砂糖1個くらいの大きさになる、
と言っている。それを人間に貼り付けると、人間の知能は10の24乗倍になる。
※人間の脳の細胞は10の11乗個あるといわれている。ひとつの脳細胞から
シナプス(神経細胞と神経細胞の接合部)が1万本(10の4乗)でているとして、合計
10の15乗本。それらが10ヘルツ、つまり、1秒に10回スイッチングすれば、1秒間に
10の16乗回演算できる。それが人間の脳の性能とみなせる。将来のコンピューター
が10の40乗で、人間の脳が10の16乗。 この違いが、10の24乗倍、すなわち、
1兆の1兆倍になる。】
―
▼ プロ野球のイチロウ、大谷、そして将棋や囲碁の天才少年・少女が現に現われ
出ている。これは親がかりで出来てくる。内には大きな谷底を抱えているが、
それより、その高みから見える世界は格別の筈。
〔 上をみればキリがない。下をみれば底がない。横をみれば情けない 〕
なんて悠長な言葉が死語になる。殆どが「無用者階級」の方が、生き易そう?
<何か奇跡的なほど良い時代を味うことが出来て、得した?ようだ>
――――
2016/12/02
大格差 〜書評
ー「大格差:機械の知能は仕事と所得をどう変えるか」
タイラー・コーエン (著)
一月ほど前に、<技術的特異点『人工超知能が人類を超える』台場時生著>
の書評、【2045年問題=汎用人工知能、あるいは「強い人工知能」や人間の
知能増幅が可能となったときに起こるとされる出来事であり、ひとたび優れた
知性が創造された後、再帰的に更に優れた知性が創造され、人間の想像力が
及ばない超越的な知性が誕生するという仮説。すなわちこのままの人工知能が
進化し続けれると、2045年が『技術的特異点』の年になる。】を書いていた。
この書は、この論の延長上にある。これらの周辺産業などに従事した人は、
よりリッチになるが、単純作業のワーカー層や中間層の仕事はロボットなどに
置換えられて、一部の人たちに総取りをされる時代の到来を論じている。
〜まずは、Amazonの内容紹介〜
《 * テクノロジー失業に陥らないために何をなすべきか?
近年の世界的富裕層と貧困層の格差拡大の根底には「経済のグローバル化」
「テクノロジーの進化による生産性の向上」「停滞した産業と活力のある産業
の二極化」という抗うことのできない変化がある。
本書は、飛躍的な進化を遂げるテクノロジー=機械の知能に注目し、技術革新
が未来の雇用・所得・ワークスタイルに与える恐るべき影響を徹底検証する。〉
〜書評の書込みには、
《 チェスでコンピュータと協業できる人が最強になるという例えがきわめて
説得的な論理を展開している。そして、人々は、大きな政府の福祉国家よりも、
自分の可処分な金を保持する生き方を好むという点も説得的である。
(大きな政府が、人々の幸せに奉仕するためには、官僚機構が民主主義の原則
に従って多数の市民に奉仕する公僕で構成されなければ不可能である。現状は
原子力ムラ、土建ムラ、安保ムラなどの特定利権組織に国民の富が浪費される。
日本に多額の税金を市民の幸せのために使う官僚機構が実現できるとは思えない。
高福祉社会は北欧の市民社会・官僚機構だからこそ成功しているのだ)
《 60年代・70年代という中流層が厚かった時代が特異な時代であって、
中世のように「格差が大きい時代」に落ち着く(P.303)の説明も納得できる。
日本でも、第二次大戦以前は過半数の農業従事者の間に地主−小作関係、都市
でも少数の経営層(ホワイトカラー)と多数のブルーカラーがいた。
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04月04日(火)
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