ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[384852hit]

■7642,閑話小題 〜スペインインフルエンザを改めて…
・成功した一部の人々は、当時うまくいっていた人々の仲間に加われなかった、
 あるいはあえて加わらなかったからこそ、成功できた。なぜなら、時代環境が
 変わる中で、既存の権益がない人間ほど、リスクをとることができたからだ。
――
――
▼ 「成功、失敗は大した問題ではない。問題は充実していたかどうか?」
 その辺りの言葉で何とか自分を納得させている。 私のライフワークの
『秘・異郷ツアー』。 一回に250時間として、1万時間を割ると40回になる。
その辺りが、『行った〜』という「臨界点」の実感がする。この実感は、
第3者の成功に、羨ましいと感じさせない。 あの人は、あれ。私はこれ!
早朝の散歩でも、映画館通いも、先ずは1万時間が第一歩。それもこれも、
死んで3日も経てば、行蔵も何もない。 

追文 : プロ野球選手、大相撲力士。その中には遠い異国から人生を背負って
 やってくるでしょう。1万時間はおろか、その数倍も入れて… それって、
才能の差でしょう。これだけは、どうにもならなって、元巨人の星が泣きそうな
顔をしていたけど… 少なくとも凡人にとっての目安として考えれば? 
 充実感が持てる目安? と気楽に考えれば!

・・・・・・
6164,閑話小題 〜キツネとハリネズミ −2
2018年01月28日(日)
          『クラウド時代の思考術』パンウドストーン著
   * キツネとハリネズミタイプの事例
 まあ、シェークスピアとダンテを対極におくとは、解りやすい分析である。
 その二つを兼ね備えているのがトルストイとバーリンはいう。トルストイ
 自らはハリネズミ族に属していると信じていたようだ。 
  〜その辺りから抜粋〜
≪ 政治哲学者アイザイア・バーリンは自身の著書『ハリネズミと狐』で、
 トルストイの超大作『戦争と平和』の歴史哲学を真っ向から論じた。
バーリンは、ダンテは“ハリネズミ”であり、
 シェイクスピアは“狐”と分析
 ─では、トルストイは? ロシア文学者で東京大学名誉教授の川端香男里に
『ハリネズミと狐』で語られるトルストイの姿を聞いた。
【『戦争と平和』を真っ向から論じた本は日本では数少ないですが、外国では
たくさんあります。あまたの文献の中で傑出しているのが、『戦争と平和』の
歴史哲学を論じた、ラトヴィア出身の政治哲学者アイザイア・バーリンの著書
『ハリネズミと狐』でしょう。
 バーリンは、人間類型を二つに分け、
第一に、一つの基本的ヴィジョン・体系を中心にして、自分の作品を求心的に
 構築して行く「一元的」タイプを置きます。
第二に、遠心的に拡散した「多様な」対象を、自分固有な心理的・生理的脈絡
 の中にとらえようとするタイプを置きました。
そしてギリシアの詩人アルキロコスの詩の断片「狐はたくさんのことを知って
いるが、ハリネズミはでかいことを一つだけ知っている」を、バーリンは上記の
二つのタイプにあてはめ、第一部類をハリネズミ族、第二部類を狐族と名付けた。
 第一類の代表選手はダンテで、第二類の方はシェイクスピアです。
・プラトン、パスカル、ヘーゲル、ドストエフスキイ、ニーチェ、イプセン、
 プルーストはハリネズミであり、
・ヘロドトス、アリストテレス、モンテーニュ、エラスムス、モリエール、
 ゲーテ、プーシキン、バルザック、ジョイスは狐です。
ロシア文学はバーリンによれば、プーシキンとドストエフスキイという二つの
極の間で成り立っています。ところでトルストイはこの二つの部類のいずれに
属しているといえるのでしょうか。 バーリンの仮説では、
トルストイは本来は狐族であるのに、自分はハリネズミ族であると信じていた、
とされます。トルストイほど世界の多様性ともろもろの状況の多面性を明確に
把握していた作家はいません。しかもトルストイはこの多様な世界を普遍的に
説明してくれる統一原理を終生求めて止みませんでした。狐とハリネズミの共存
です。対象の多様性を明敏に知覚することのできたトルストイは、既存の統一的

[5]続きを読む

01月28日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る