ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7016,閑話小題 〜『7割経済』の時代!
なせる業ではと、内なる声もするが・・さて、これをアップして、
父親の墓参りに行くことにするが、この随日も、私の法事になる。

・・・・・・
6286,読書日記 〜かなえた望みは‘余韻’にすぎない 〜1
2018年05月30日(水)
           『人工超知能が人類を超える』台場 時生(著)
   * 人工知能が人類を超える
 情報化社会の現在地を知るに丁度良い本である。現時点から人生を振返ると、
多くの節目があったが、
・父親が亡くなり、その直後に結婚、創業に踏み込んだ27、8歳と、
・母親が亡くなった51歳の頃。PCにWindows95が売出されて数年経った頃。
ネット社会の到来に、取残されないよう四苦八苦していた。
その数年後の2001年の春、近くにPC教室がオープン。個人HPの作成に入った。
時代も、会社も、私自身も何やしら大きな変り目にあることに気づいていた。
2001年は21世紀の幕開きの年で、ニュ―ヨークの9・11テロが、その道標になる。
 ムーアの法則<2年後に2.52倍、5年後に10.08倍、7年後に25.4倍、10年後
に101.6倍、15年後に1024.0倍、20年後に10000倍…> は止まることなく、
現在も続いている。そして、それが人工知能、ロボット化、タブレットPC、
スマートフォンなど、身近な生活分野でも目立つようになってきた。
20年、いや10年前、現在のネット社会の有様や、ドローンを誰も予測でき
なった。逆に10年、20年後の予測は不可能だろう。
      
  《内容紹介》
人工知能の激しい開発競争と急速な進歩、その後にやって来る開発者(人間)を
嘲笑するかのようなシンギュラリティ(技術的特異点)≠フ世界。
シンギュラリティとは、科学技術進化のスピードが、人類の予測が不可能な
までに高速化する状況(その時点)を言い、それが2045年あたりに生じるとされる
ところから「2045年問題」とも呼ばれる。これは人類文明としての科学技術の
進歩が、人知を逸脱した特異な状況であり、「機械が人間の仕事を奪う」と
いったレベルをはるかに超える問題であるという議論もある。
 それは本当にやって来るのか? やって来たときに人類はどう生きるのか?
ロボット工学者が生物進化、技術進化に遡って説き起こす人類近未来の物語。
なお、「人工超知能」とは人間が製造した人工知能を超えた存在であり、
それは人工知能が作った人工知能、つまり機械が製造した機械のことを言う。
 
  《著者の言葉》
本書は技術的特異点の問題を中心に、人類の未来のあり方を議論した本。
近年この問題に関連して、人工知能の開発の是非が議論されるようになってきた。
人工知能が人間の仕事を奪うのではないか、またさらには人工知能と人類が対立
するのではないか、という話がよく聞かれます。
私は大学でロボット工学の研究に携わっていることもあり、以前から人工知能や
ロボットと人間との関係性、またそれらが導入された後の社会について強い関心
をいだいてきました。本書はこの問題に対する私なりの答えをまとめたものです。
本書の目的は「人類史と人工知能、ロボット、特異点の問題を一体的に捉え、
人類の過去から未来までを総括する」というものです。
◎人工知能、ロボット、特異点問題が私たちの未来に及ぼす影響、そこで生じる
 問題、解決策などをわかりやすく、広く一般の読者に伝える。
人工知能、ロボット、特異点の問題は、文系・理系を問わず、あらゆる人間の問題。
一説には、人工知能が社会にもたらす影響は、原子力技術以上だとも言われています。
◎人工知能、ロボット、特異点問題を考えるためには、人類や生物の進化史と
いった大きな観点から議論する必要がある私たちがこの問題と向き合う場合、
「人類700万年、さらには約40億年という生物の進化史から見た時に、特異点には
どのような意味があるのか?」、さらには「生物や人類の生きる意味は何なのか?」
「私たち人類の最終的な未来に何を求めるのか?」といった根源的な議論にまで立ち
返る必要があります。


▼ 私にとって幸運は、2001年5月に個人HPをたちあげ、17年、継続出来たこと。

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05月30日(土)
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