ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2988、「平均」顔は美しい
今まで哲学書で、一番納得したのは末広渉の「新哲学入門」である。
「従来の物的世界像から事的世界観への転回をはかって、認識、存在、実践の三つの側面から、
私たちを捉えている近代的世界観の根底的批判を展開し、新しい知の枠組への案内を試みている」と、
説明文に書いてあったが。
ーーー
日常におわれていて、ふと日常のおなじパターンを繰りかえしていることに疑問を感じ、
「このことに何の意味があるのだろうか」と疑念を持つことから哲学が始まる。
この随想日記で「世間さま」を茶化して書いてきたが、これも哲学の初歩的なものだ。
「我々が住む世界の基本的な概念と原理に疑問に持つこと」が哲学の始まりである。
前提そのものを先ず把握して、それを疑ってかかることが哲学の始まりだ。過去の歴史的な偉大な哲学者が
2千数百年にわたり,いろいろな概念を思索して根本的なことを解明しようとしてきた。
いまさら根本問題を深く考えても仕方がないが、といって避けては通れない問題でもある。
ー哲学そのものについては
カントの哲学の定義が分かりやすい。
(一)私は何をすることができるか。
(二)私は何を為すべきであるか。
(三)私は何を希望してよいか。
(四)人間とは何であるか。
誰もが、漠然と常に考えている問題である。
第一の問いに答えるのは形而上学であり、
第二の問いには道徳、
第三の問いには宗教、
第四の問いには人間論が答える。
人間論に含ませてしまえば哲学も簡単であるが。
学生時代、自分というものに目覚めた時、そして社会を目の前にしたとき
まず直面するのが、この問いである。そしてわからないまま、とりあえず社会に飛び出していく。
そして晩年になって過去を振り返り、ふたたび後悔という意味で結果論として問い直す。
(一)私は他に何をすることができたのではないか。
(二)私は何を為すべきであったのか。
(三)私は何を希望すればよかったか。
(四)人間とは何だったのか。
そして、後悔と、自己満足の間をゆれる。
哲学はなけっして難しい問題ではない、身近な問いかけでしかない。
ー つづく
ーーーーーーー
書いていて、恐ろしくなってきた。
何もわかってないのに、解ったような気になって適当の文章を書いているのだから。
目的は、それぞれの有名な哲学者の言葉・思想を何人かまとめておきたい
前段として、この恐ろしいテーマに挑戦する。やめておいた方がよさそうだが。
「ショーペンファウアーについて」等のテーマを、何冊かの本からまとめた内容を、冷静にみるのも面白そうだ。
ダイジェストの本はいくらでもあるが、「哲学について」のテーマで10以上書いたら、
やはり世界観が変わってくるだろう? 何処まで続くか?
・・・・・・・
2003年06月10日(火)
797, 流通業界よりみた時代の変化ー
流通業界の事は度々書いているが、10年前の状態と今を比べると段差に驚かされる。
ー10年前は、
・ダイエーの中内功は、まだ他の会社の建て直しをしていた。
・西武グループの堤清二もバブルの後始末に入ったところであった。
・マイカルーニチイも創業者の一人小林某が、マイカルシティーとかいう、
アメニティーなど入れた複合の施設をつくっていた。
・長崎屋も駅前型から郊外にその重点を移そうと必死であった。
・ヤオハンは香港に本部を置き中国に出店を始めていた。
・ソゴーも大型店を破竹の勢いで出店していた。
その全てが潰れてしまったか解体である!時代の変化の激しさを痛感する。
すべて多角化によるエネルギーの分散による競争力の低下で自滅したパターンである。
当時チェーンストアのコンサルタントの渥美俊一は現状に近くなる事を予言していた。
今だに元気のよいのが、イトーヨーカ堂とジャスコ、それと十数年前に一時潰れそうになったユニー。
今後10年後はどうなっているか?というと、想像すらつかないのが流通の世界である。
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06月10日(水)
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