ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2672, 雁行的進歩とは
「私を救ってください、助けてください、お願いします、お願いします、お願いします」
この祈りが、キリストの苦痛と一緒になった時、秘義となるのだ。
先ほど書いたパンセの第一節「人間は一本の葦にすぎない。自然の中で一番弱いものだ。
だが、それは考える葦である」があるが、その先の文章がよい。
「これを押しつぶすには、全宇宙は何も武装する必要はない。
ひと吹きの蒸気、一滴の水でも、これを殺すに十分である。
しかし、宇宙が人間を押しつぶしても、人間はなお、殺すものより
尊いであろう。人間は、自分で死ぬこと、宇宙が自分が勝っていることを
知っているからである。宇宙はそんなことを何も知らない。
だから、わたしたちの尊厳のすべては、考えることのうちにある。
まさにここから、私たちは立ち上がらなくてはならないのであって、空間や時間からではない。
わたしたちには、それを満たすことができないのだから。だから、正しく考えるように勤めようでないか。
如何に生きるかの根底はそこになるのだから」
パンセは学生時代、一言一言断片だが、心の奥に突き刺さるように響いた。
ーパスカルの概略を書いてみると
フランスの思想家、数学者、物理学者。数学的確実性を信じ、懐疑論に反対。
のち宗教的回心を経てヤンセニズムに共鳴し、イエズス会による異端審問を批判。
思想的には現代実存主義の先駆とみなされる。
数学では、円錐曲線論・確率論を発表、物理学では、流体(液体・気体)
の圧力に関する法則「パスカルの原理」を発見。(一六二三〜六二)
つづく
・・・・・・・
2003年07月29日(火)
846, 人生の目覚まし時計
「7つの習慣 ー最優先事項」−2
ベストセラーになった後の二冊めは大体が同じ内容をベースに書いてあって
つまらないものが多い。しかしこれはこの本のほうが
「より最重要事項に絞り込んであって面白い」めずらしい本だ。
私の事業が装置産業であった為に、目先の時間だけはたっぷりあった。
自然にABC 分析をして、Aをやるようにしてきたつもりであった。
この本を読んで果たしてそうであっただろうかと考えてしまった?
Aで満足してしまい、さらにAのAの追求を忘れてしまったのではなかろうか。
この本は何をどうするかの方向性を問題にしている。
人生で本当にしたいことが何かを明示することを第一としている。
目先の緊急事態病が最重要事項をつぶしてしまうのだ。
最重要事項かつ緊急事態が重なっている事項が一番の難敵である。
「むしろ緊急ではない最重要事項の中にキーが隠されている」と看破している。
冷静に考えれば、全くその通りである。 緊急事態は短期的視点でのこと、緊急でないことは、
長期的なことであり、かつ方向性を見定める事項だからだ。
ー人生の目覚まし時計の一部を書き写してみるー
ある日突然、「本当に重要なこと」と「時間の使い方」のギャップを思い知らされることがある。
それは人生の目覚まし時計というべきアクシデントによって知らされる。
例えば
・「恋人の死」。突然、恋人がいなくなり、「できたはずだが、しなかったこと」がはっきり見えてくる。
成功のはしごに登ることに忙しく、恋人との「豊かな人間関係」をしてこなかった。
・「子供の麻薬禍」。自分の息子が麻薬に手を染めていたことにある日突然 気づかされるかもしれない。
息子との豊かな人間関係をつくれたチャンスが、次々に頭に浮かんでくる。しかしそのときまでは、
金儲けやコネクション作りなどに忙しくて実行してこなかったのだ。
・あるいは「癌の宣告」。医者から残り数ヶ月の命だと宣告されるかもしれない。
・あるいは「妻(夫)からの離婚請求」。離婚の危機に立たされるかもしれない。
このような突然の危機に立たされて、初めて自分の「時間の使い方」と 自分にとって
「本当に重要なこと」との間のギャップがあることに気がつかされるのである。
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07月29日(火)
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