ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2567, 閑話小題

西暦1666年の初頭、全欧州が人類の歴史上の最大イベントを待ち構えて
いた。ユダヤ民族を昔日の栄光に導くメシア登場である。
この神の使者はサバタイ・ゼビという40歳のユダヤ人で、今はスルミナに住んでいるが、
やがてトルコのスルタン(皇帝)を打倒し、龍に乗ってエルサレムに入城する手筈に
なっている。そしてその後は戦いで次々と敵を倒して世界の王になる予定。
ユダヤ人が『我々が今にあなた方の主人になる」と言うと、キリスト教徒も心配を始めてた。
・・・(中略) 大都市の多くではこの期待は早くも混乱を生みつつあった。
ユダヤ人社会が商売を止めて最後の審判の準備に入ったため、まず商業が機能停止になった。
ハンブルグでは人々は家と土地を売り至福千年期に備えた。
・・・・・・・・
だが年も押しつまる頃に信じがたい噂がながれ,歓喜は落胆に一変する。
イスラムにサバタンが改宗したという。
サバタンが若いメフメト4世の前に引きずり出され
「イスラム教に改宗するか、さもなくば生きたまま串刺し」と二者択一を迫られた。
これに応じたメシアのサバタイは直ちにユダヤ帽を地に投げ捨て唾を吐きかけ、
これに変わって白いターバンが頭に巻きつけられるに任せた。
そしてスルタンー皇帝はこの改宗を優雅に受け入れと新しい名前と門番の
職を与えた・・・

ーーー 
こういう新興宗教のメシア様の色いろな内容が次々と出てくるのだ。
神の名での教祖様のハーレムがつくられ、組織内での多くの殺人が繰りひらかれるのだ。
宗教ごっこならよいが、セックスと殺人が終末思想の元で日常になって自己破滅を
始めて行くのである。オウムのようなことは、宗教の創立期にはどこでもつきものである。
 
理想社会は教祖様にとっての意識下の世界でしかない。
95lの従順タイプの更なる他人志向を求めている人は、
その理想社会の空想社会の餌にごく簡単に飛びついてしまう。
そして全財産を剥ぎ取られてしまう。 世界中がそれに満ちているといってよい。
精神的に傷つき癒されたい人が、それだけ多いのだ。
自分で本を読みつづける中から癒されるのが、一番効果があるのに! それしかないのに!?
・・・・
「カリスマへの階段」
コリン ウィルソン (著) 青土社 (1996/03)

・・・・・・・・・
2004年04月14日(水)  1107, 大逆転ー2

昨夜の巨人戦が久々に面白い内容であった。
一昨夜は、世界ヘビー級の劇的逆転KOに驚いたが、
昨夜は7対1で負けていた巨人が8回の裏に9対9の同点に追いついた。
たまたま逆転の場面からTVを見たので,一番面白いところを見ることができた。

そのうち、安部が二本のホームランで6点の打点をあげた。
まさかと思っていたら、いまの巨人はそれをやってのけるから凄い。
最後は12回裏に阿部の押し出しでファーボールでサヨナラ勝ちをした。
その時は寝てしまっていたが。
あれだけのバッターを集めるのだから、こういうことがおこるのだろう。

昨夜の対戦相手が中日であるが、今年から監督になった落合監督が飄々として面白い。
長年の構想を練って監督になったのが見ていてよく解る。
長島元監督とは全く違うタイプである。
阪神の岡田、中日の落合、巨人の堀内という新しい監督の個性がこれからの試合で、
出てくるだろう。過去に蓄積されたものがどの程度であったか、
あからさまになるのだから監督業も大変な仕事である。

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2003年04月14日(月)
 740, 深夜特急

沢木耕太郎の「深夜特急」という小説がある。
彼が若い時にロンドンへ貧乏旅行をしたときの深夜に移動する
乗り継ぎバスからとった小説の題名である。 TVドラマにもなった。

昨夜の十時半に京都の桜見に出かけた。一万円パック・バスツアーで、
翌日の21時半に帰ってきた。天気が良かったが、先週に桜のピークは過ぎていた。
しかし、この桜の時期のパックのシステムが良い。

・朝6時に、京都の清水寺の開門に合わせて到着するコースが組んであった。

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04月14日(月)
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