ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2373, 人は60歳で何をしたか −2
★「幸福な人々の死だけ悼もう。つまりごく少数の人々だけを」(フロベール)
★「---いろいろあったが、死んでみりゃ、なんてこった、
 はじめから居なかったのとおんなじじゃないか、みなの衆」(山田風太郎)
★「雪はげし書き遺すこと何ぞ多き」(橋本多佳子)
★「死が生にいう。〈おれはお前がわかっている。
 しかし、お前にはおれがわかっていない〉」(山田風太郎)
★「昔の死は、人が、死にゆく人物を演技する喜劇的な悲劇であった。
 今日の死は、人が、自分の死ぬのを知らない人物を演技する悲劇的な喜劇である」
                        (フィリップ・アリエス)
★「死の瞬間に何人も悟るだろう。--人生の目的なるものが、
  いかにばかばかしいことであったかを」 (山田風太郎)
★「死んで不幸せになった人を、ひとりでも見たことがあるかね」(モンテーニュ)
★「どんな臨終でも、生きながらそれは、多少ともすでに神曲地獄篇の相を帯びている」
                    (山田風太郎)
★「大多数の人間は、死なないですますわけにはゆかないので死ぬだけである」
                    (ラ・ロシェフーコー)
★「いかなる人間も臨終前に臨終の心象を知ることができない。
 いかなる人間も臨終後に臨終の心象を語ることができない。何という絶対的聖域」                          (山田風太郎)
★「おいとまをいただきますと戸をしめて 出ていくやうにはゆかぬなり生は」
                      (斉藤史)
★「生は有限の道づれ旅 死は無限のひとり旅」(山田風太郎)

・・・・・・・
2003年10月02日(木)
911, 恥ずかしい話

 誰も長く生きていれば、他人に言えない恥ずかしい話は幾つかあるものだ。
露悪趣味的なところが、この随想日記の特徴の一つでもある。
そこでまずは自分の経験談を幾つか書いてみる。

・早速、昨日の朝のJRの改札での失敗談だ。
新幹線の回数券数枚を背広の胸ポケットに入れておいて、
改札の直前にとり出すのが習慣になっている。
昨日そのチケットを出したら、改札の駅員が奇妙な顔をした。
今までなかったことだ。よく見たら名刺であった。妙な顔をするのも当然である。
前日に名刺交換をした名刺を回数券と一緒に、胸ポケットに入れていたのだ。
回数券は名刺と同じに作られている。普断は乗車券しか入れないが、それを忘れていた。
そういえば数ヶ月前、無人改札機に名刺を入れたことがあったが。

・男の人は度々経験するのが、ズボンのチャックの閉め忘れである。
特に朝、慌ただしく出てきたときなどに多い。
学生時代、都内をズボンのチャックをしめ忘れて半日、いやにすれ違う人が
自分の顔を見ていることに不自然さを感じた事があった。そして、その原因を
知った時の恥ずかしさは今でも憶えている。

・紙が顔についていた。ハンカチを忘れた時に、パッケージのチッシュで汗を拭いていた。
トイレで鏡を見たら、チッシュの紙が顔についていた。 紙を顔に付けて歩いていた!
                  ー露悪主義?ハイ!
 
・法事で靴下に大きな穴が開いていて、全員の前で姉に大声で注意されたこと。

などなど、数えればキリがない。忘れることができるから、生きていけるのだろう。
選挙に出て落選するのも、傍で見ているより本人は (;一_一)(+_+)(^^ゞ(-_-;)という。

 以前にも書いた事があるが、インドのデリーで長蛇の車のラッシュの中、
ツアー仲間の中年の女性客がお腹?を壊し、公衆の面前で上半身が見える中、
用を足したことがあった。本当にはずかしい思いだったろう。
 作家の椎名誠が週刊誌の連載で、新宿駅でトイレに間に合わなく・・・
その前後の詳しい内容を書いていたが、さすが作家だと感心した。
大好評だったそうだ。

 心の傷にならないためには笑い飛ばすしかない。
それを重ねているうち、面の皮が厚くなるのだろう。


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10月02日(火)
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