ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2071, ゆっくり急げ! −2
それを読んでから、常にこの言葉が座右の言葉になった。
それでは、それを実行してきたかというと何もいえない。
どういう訳かハンマーで岩を割ろうとして、スジさがしはしない。
ハンマーで割ることが、素晴らしいと思い込んでいるのだ。
その為か、割れやすい部分さえ探そうとしない。
他人事ではない、自分のことである。
プロは、そのスジを経験から直ぐ見つけ出す人である。
これも長年の経験が必要である。
ふとこの文章を書いていて、
「自分の中にスジを見つけよ」という言葉が浮かんだ。
自分の中のスジとは何だろう?
習慣化、マイ・ゴッド、それとも口癖の言葉?
そういえば、習い事で「貴方はスジがよい」というが。
才能ということか。
スジの意味が違うか。
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2003年12月04日(木)
974, 「黒い十人の女 」ー映画日記
「誰にも優しいことは、誰にも優しくないことよ!」
昨夜「黒い十人の女」という市川昆の映画をWOWOWの映画を見ていたら、
この言葉が出てきた。
「女たらしのTVプロデューサーを殺害するための謀略を練る計画をするが・・」
という内容だが。これが、山本富士子、岸恵子、宮城まり子、中村玉緒、
岸田今日子、小山明子等、若き豪華女優が出ていた。
そこで「誰にも優しいことは誰にも優しくないということよ」
と妻役の山本富士子がいう言葉がよい。いいえて妙な言葉である。
このプロデューサーの奥さんも含めて殺害計画の十人の物語である。
いざ殺害になると、妻以外は全て逃げてしまう。
もっと女の本性を映し出しているのが、計画段階で妻以外の大部分の女が、
プロデューサーにそれぞれ抜け駆けをするところだ。
その内容はどうでもよい。
この言葉が面白い、いや意味を考えると深い。いや浅いのか?
「どこかの怪しげな新興宗教の教祖」とか、
「何処かの居酒屋やスナックの、優しい言葉だけを武器に生きている
強かなママさん」の世界そのものだ。
しかし「誰にも優しい人」も大事なことではなかろうか。
今の大女優の若い時の姿が素晴らしい。
今では60〜70歳位の大女優である。
そして、ほとんどが今も生存をしている。
いや現役というのが驚きである。
本当によい人間ー人材は最後まで残るものだ。
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「黒い十人の女 」
1961年/大映/1時間43分
監督=市川崑 脚本=和田夏十
撮影=小林節雄 音楽=芥川也寸志
出演=岸恵子、船越英二、山本富士子、宮城まり子、中村玉緒、岸田今日子
[ストーリー]
TVプロデューサー・風末吉(船越)はモテモテ男。妻がいるにもかかわらず
彼にむらがる女は多く、なんと風には妻を含めて十人もの女と関係があった。
やがて十人の妖しい女たちが集まっていっそ風が死ねば良い、
とグチをこぼすようになる。
そんな話を耳にした風は、自分が殺されるのではないかと思いこむ。
彼は妻の双葉(山本)に相談を持ちかけ、双葉は女たちの前で大芝居を仕かける。
やがて、男は女たちに社会的に抹殺される。
TV業界の男と女の人間模様を題材に、市川崑の独特のセンスが光る傑作。
[コメント]
この『黒い十人の女』は、現代のオシャレ若者から絶大な支持を得ている
PIZZICATO FIVEの小西康陽がリバイバル上映の仕掛人となったことで、若者の間で
ブームにすらなった。公開以来ほとんど上映される機会もなく幻の傑作と言われてきた
この作品は、『炎上』『鍵』『野火』と名作をたて続けに発表して、当時絶好調だった
名匠市川崑の『おとうと』に続く作品である。
日本映画離れしたシャープで、オシャレで、グラフィックな映像・コマ割りには
40年近く経った今でも、その斬新さに息を呑む。
さらに、みどころは妖し気な美しい女優陣。
クールな岸恵子、妻を演じる山本富士子、宮城まり子、現在でもお馴染み中村玉緒、
岸田今日子……。妖しい! カッコイイ! マヌケ! こんなにオンナを魅力的に撮れる
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12月04日(月)
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