ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■1935, 霊界からの訪問者 −3
北朝鮮の脅威が現実のものとなった以上、「アメリカが助けてくれる」
ことを期待を込めて信じるだけでは、国として無責任すぎる。
北朝鮮の拉致事件も、見方を変えれば、宣戦布告なき戦争であり、
日本は国民の生命と財産も守れない国ということになる。
日本も今までのように安穏としてはおれず、現実的な選択を迫られている。
・第4次世界大戦”に、既に突入した(第3次大戦は米ソの冷戦)。
それはアメリカなどの民主主義を奉ずる先進諸国とテロリストの国や組織との戦争。
今までの戦争とは全く異なり、ITや大型輸送機を駆使し、
少ない人員で遠隔地まで直接効率的且つ破壊力に富んだ攻撃を可能な戦争になる。
ーその第一幕が今行われているイラク戦。
・ついで起きるのが2005年頃と考えられる北朝鮮との戦い。
このとき北朝鮮は日本を人質にとってアメリカと交渉しようとする可能性は大きい。
ブッシュは“悪”とは決して妥協しようとしないから北朝鮮は日本攻撃に追い込まれる
可能性がある。その際、日本が当然アメリカが守ってくれると期待するのは甘い。
・冷戦の終了と共に日本はアメリカにとって重要性を失っている。
後は日本の古い金融体制を不良債権整理と共に破産させてのっとることくらいが関心事。
資金の裏打ちの無い“強いドル”を維持するために日本の円を自由にして
取り込もうとしている。
・日本は拉致問題について、北朝鮮に特殊工作部隊を送り込んで、
工作員を捕虜にしてくるとか、テポドン基地を爆撃するなどの、
「自らの主権を自ら戦って守る」姿勢を示さなくてはならない。
今のままではアメリカのみならず世界から相手にされなくなる。
・ヨーロッパ及びロシアはアメリカが中東の石油を支配することで
自分たちの既得権益を失うことから戦争に反対したが、
彼らは既に二流国ですら無くなっている。
そんなヨーロッパに投資する日本は情勢を読めていない。
・第4次大戦の終幕はアメリカ対中国であるが、アメリカは中国の“脅威”について、
軍備を始め殆ど歯牙にもかけていない。
台湾の処遇をきっかけにして中国を滅ぼすことも考えられる。
冷戦が終って、やれこれで平和が訪れた、などと考えた国や人はおめでたいにも程がある。
・日本人は国際連合を世界の中立的な裁定機関であると捉えがちですが、
アメリカはそれほど神聖なるものとは思っておらず、むしろ国家こそが、
最高の意思決定機関だということです。
従って、国連決議を粛々と遵守しなければならないのでは、と考えるのが日本人、
決議なんてこちらからのプロポーザルでどうにでもなる、
と思っているのがアメリカということ。
この度のイラク攻撃に関する一連の動きを見ているとなるほどと頷けます。
・・・・・・・・・・・・
【目次】
第1章 イラク戦争が世界を変える
第2章 日米安保の時代が終る
第3章 「次はお前の番だ、キム・ジョンイル」
第4章 当分北朝鮮と韓国は合併させない
第5章 中国はブッシュ大統領に脅えている
第6章 中国は怖くない
第7章 ヨーロッパは終焉した
第8章 ブッシュ政権はけた違いに強い
第9章 ドルの立場を守るには日本円が必要だ
第10章 日本の平和主義は敗れた
[コメント]
この原稿が書かれたのは昨年12月。
(イラク問題は一進一退だが・・・)。
著者は、アメリカ政治に精通している著名なジャーナリストで、アメリカに関する著作は多い
(私も何冊か読んでいる)。
歯切れの良い文体とちょっと過激な論調は、結構ファンも多いはずだ。
著者の結論は、ブッシュ政権は近日中にイラクと戦争を行い、
第四次世界大戦の幕を切って落とし、中東情勢が落ち着けば(アメリカの思惑通りに)、
再選に向けて動く。再選後、北朝鮮の金正日体勢を武力をもって崩壊させるといシナリオである。
確かに、ブッシュ大統領も、危険分子(危険要因)の排除ためには、先制攻撃も辞さないことを
明言している。
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07月21日(金)
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