ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7120,読書日記 〜『わが人生の三大原則』 山折哲雄著
死ななかった他人が一人もいないという過去が、私の死という幻想を未来に描き
出す。死の絶対的確実性は、過去と未来の同一視、他人と自分の同一視という、
実は何の根拠もない二つの倒錯に由来する。 その倒錯は、おそらくは言語に
よってもたらされた(この点では中島と一致する)。死は言語というプログラム
において不可避的に発生したバグである。死が誕生した経緯をひもとけば、
それが幻想に過ぎないことが分かるかも知れない。もっとも分かったところで、
それを消すことはできない。死を忘れるということは、人間であることをやめる
ということだ(それでも死を忘れることができれば、人生はどんなに明るく
楽しくなることだろう)。
――――
▼ これまで、挫折し、打砕かれた時、〔どうせ、死んで無に帰すのだから〕と、
解毒剤にしてきたが、解毒剤そのものが、激痛の元になる? 平均80数年の地球
滞在が終盤に至ろうとする現在、「世界は世界として、ありのままにいて欲しい」
というのも、観念でしかない。「そこそこの人生なら、その真逆の人生が良い」
と、死は教えてくれる? それを信じて疑ったことにない私に、最後の最後に、
『神が教えてくださった!』 何を?『ほどほどの人生は、ほどほどにしろ』と。
・・・・・・
6753,閑話小題 〜瞑想の効果 :4段階
2019年09月11日(水)
* 悟りへの瞑想法の効果 4段階
悟りには4段階あるそうで、その段階になって初めて理解可能になる。
そこまで至らないと、理解しようのない心の境地である。 ある本に…
<悟りの境地を具体的に知りたいなら、嫌われている人を、好きになる心持ち>
とあった。成るほど! ここに至るのは、よほどの心の鍛錬と修業が必要となる。
「瞑想の段階」とは、と検索すると…
<I.心理的成長(深層意識の浄化、人格の向上、煩悩[貪瞋痴…]の気づきと減弱)
II.善心の強化(気づき[sati=マインドフルネス]、平静な心、理性に基づく
確信、慈悲心、悪を恐れ恥じる心、など)
III.積徳(功徳を積む、波羅蜜の涵養、業果としての幸福の招来、など)
IV.悟り(4段階の悟りへの道を目指す、究極の悟り=煩悩の滅尽 =苦しみ
からの解放=涅槃=解脱) >
―
▼ 現に何人の顔をイメージして、やってみると、成るほど、そんなものか!
と納得出来るような、出来ないような。
――
* 昨夜は、中学校の同期幹事会
年に一度の中学の同期会。春先から事前の三回目の幹事会が昨夜、行われた。
大たい15名、集まるが、昨夜は12名が出席。二次会には10名が参加した。まあ、
地方特有の、濃厚の会。それぞれ持病を抱えているが、何とか… 9月28日の
同期会の出席予定が44名。昨年は、46名だから、こんなもの。今まで一度も
出席しなかった人が6名、加わり、全体が2名減というから8名が、約2割が欠席
になる。ホテル宿泊予定が8名。 古希の坂を乗越えて、人生を俯瞰する年齢に
なってきたということ。74歳になれば男の場合、平均介護年齢であり、あと
1年で、後期高齢者になる。ここに参加出来るのが、15%。それだけでも、
感謝しなければなるまい。
・・・・・・
6390,心に残った言葉 〜とにかく全部書け! 〜2
2018年09月11日(火)
* とにかく毎日書け!
「いま、ここ、わたし」は、過去、現在、未来も同じく永遠に垂直に立ち上がる。
一テーマを書き続けた後、5年、10年、15年後に読返すと、何気なく書いた内容が、
読返す度に違った視点に変化する。何もかもを書きだすプラス、マイナス面がある。
22歳から24歳にかけての具体的日常の細事の記録こそ、半世紀を超えた魂の宝。
人生の変り目の感情と理性そのままの心象風景の記録は、現在の自分の心底で
共鳴する一番の話し相手。例えば「1968年10月」「青雲寮」の検索で、当時を呼び
出し可能になる。 この随想日記は、「とにかく一テーマの自分で納得する文章を
書きつづける!」が、目標。旅行中は、身近な人に頼んで、書き下ろしていたのを、
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09月11日(金)
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