ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7114,映画観賞 〜海辺の映画館-キネマの玉手箱
知る面白味ということ。ヘーゲルがカントへの挑戦とか。

   * ヘーゲル
 ◉ マイケル・サンデル
もっとも心を躍らせてくれたのがヘーゲル。理解するのは難しいけど、
カントの抽象的な道徳律に根本的な疑問を投げかけ、道徳律を具体的な
倫理生活に結ぶ付けました。かれのカントへの挑戦は哲学的に見て、もっとも
ワクワクする仕事の一つです。
――
   * ニーチェ
 ◉ ジョシュア・ノーブ
私がニーチェより学んだことは、特定の疑問に対し、人々が普通どう考えるかを
安易に理解しようとすべきでない。より深く見つめる努力をし、何らかの方法で、
私たちが抱く通常の見方を疑うべきだ。さらには、そうして通常の見方に反発
すべきだと考えていたてんです。
――
   * アリストテレス
 ◉ ショーン・ケリー
彼がフロニモス(思慮ある人々)と呼ぶ観念を持っていることです。実生活を
生きる達人のような人々を指しています。興味深いのは、フロ二モスが、状況
の中で自分に求められているものを、熟考することも考えることもなく、即座に
認識する能力を自分自身の中に育てると考えていることです。それは極めて重要
なスキルのように思えるのです。


▼ 日本が島国という立ち位置もあって、異質の考えそのものを否定するきらい
 が強い。情報化の時代に、個々人がサテライトオフィスをスマフォ、iPadに
持つ時代に、深く考えることなく、情報に流されてしまう危険がある。 一度、
現実、現象から離れた孤独の中でしか、それを熟成することはできない。

・・・・・・
6018,閑話小題 〜空を飛ぶ
2017年09月05日(火)
   * 旅客機を別として、空中を飛んだことは
 旅行先で空中を飛んだのは(旅客機を別として)、
・バンジージャンプを二度。<ニュージーランド、南アフリカ>
・パラセーリング(パラシュートで、ボートに引っ張られ空中を飛ぶ)
 を二度。<フィジー>
・気球を一度。<ケニア>
・ヘリコプターを二回。<イグアスの滝と、ビクトリアフォールズ>
・セスナ機を3度、<マッキンレー、テーブルマウンテン、ナスカの地上図>
 飛んでみた。
 空中を直接、飛んだ経験は印象に強く残る。 圧巻はバンジージャンプ。 
極限でのリアルな恐怖体験は、呼吸困難になるほどの異質の体験である。
何とも優雅なのは、南アフリカの気球からの景観。
 書き残すことの秘儀が垣間見れる。 私にとっては、魂の刻印になる。

――
 ーH0705
バンジージャンプ
  (ビクトリア滝)
 ナイアガラの二倍の落差のビクトリア大瀑布に息をのみ、そのまま進むと
ジンバブエとザンビアの国境を結ぶ小説等で有名な鉄橋がみえてきた。よく
みるとバンジー・ジャンプで丁度人がとびおりたところであった。思わず
“私もやりたい!”今年の5月にニュージランドで43mの高さを挑戦!
今度はその二倍以上もある。現地案内人の黒人女性も、私の気迫におされて
OKの返事! 一度国境を出てまったく無国籍の橋の上へ。 国境警備員も
本当かと何回も念を押した。 そして……。飛び込み台に立って気がついた。
「高さと恐怖心は正比例である事に!」氷つく恐怖心!後ろをふりむいて
“やっぱりやめた!”という一瞬の気の迷いを振りほどいてジャンプ! 
何と次の瞬間思いもよらない脳の奥より声!“目をあけてみてみろよ!”
何とそこには高速道路で170qのスピードで車をはしった時の世界と同じ
ような空をとんでいる感覚。いやに緑の木々の印象の強い光の中をつきぬけて
いく風景がみえてきた。さらに恐ろしいのは50m位の中間で何分か宙づりに
なり、橋まで再びひきあげられるまでの恐怖であった。
(次はヘリコプターよりのジャンプ!と思い立ったが… 断念をした)
――
  (ニュージランド、クラフトチャーチ)
四十三mの渓谷の吊橋より足首に一本のゴム紐をつけて飛びおりるゲーム、
まさに“身も氷るおもい”そのものであった。

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09月05日(土)
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