ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7105,閑話小題 〜自殺未遂の生現場にて −4(そこは、エネルギースポット)
します…」 遠くの平安、江戸など遠い過去の中で、ここで1、2位を占めた
のが「近い過去」。
・第一が高度経済成長期(1955〜73年)。50代以上の世代、特に男性が多い。
・次が「バブル期」1989〜92年)。こちらは、女性が多かった。
「遊びも、恋愛も、仕事も楽しかった。もう一度、無茶してみたい。」
・3位が、「平安時代」(794〜1185)。何と平安時代が300年もあった。
ここまでが300票前後で、
・4〜5位が幕末(1853〜68年)と、江戸後期18C初頭〜1853年)、両者とも
200票半ば。>
―
▼ 自分が終戦の半年後に生れて、廃墟の中から、経済成長期に。
そしてバブルとバブル崩壊で経済敗戦で、デフレ経済を20数年経験した。
世界は1992年のソ連・東欧の崩壊、2001年の9.11テロから、イスラム教と、
キリスト教国の本格的戦争が始まり、現在に至る。 日本経済未だに経済敗戦
のショックから抜出せない。団塊世代のU世は、親を見て育ったが、その下の
世代は、それを知らない為に、憧れるのだろう。比較的恵まれた?家庭環境に
あったことも含めて、ベストに近い人生環境であった。一つ間違えると、朝鮮、
ベトナムのように、国を二分され… もう二度とこない国家繁栄のピーク時代に、
生きてこられたのである。今では、日常的に、地震、台風、火山とたて続きに
発生している。それは国家としての財政基盤を大きく削ぐことなるが、何故か
誰も直視しようとしない。 で、親の代の「竜宮城」のおとぎ話の名残りに、
憧れるしかない。味わい尽くした私たちは、沈黙するしかない。
しかし、よく出来たもの。科学技術の進化が、情報化という時代をもたら
してくれた。そこに情報格差という大問題が、生れている。未来、現在だけで
なく、過去の情報も鮮明に映し出し、次世代に提示する。我々の世代に少ない
のは、近未来の情報化がもたらす恩恵。羨ましい限りだが、未来は少ない。
「いま無いのが、見えてきた近未来の情報社会」 その狭間に私たち世代が
立たされ、消え去ろうとしている。近未来の一端を毎日、味わっているが、
羨ましい限りである。
「上を見れば限がない、横をみれば情けない、下を見れば底がない」
まさに周囲の情報がリアルタイムに知りざるを得ない哀しみと喜びを
味合えるのも余裕があればこそ。何も知らないのも生き方のひとつかも!
時代の変遷も、情報環境も、人生も、驚きの連続。 夢見ているようである。
「辛うじて楽しんでいる」というのが実感。
両親、特に父親が、戦中、戦後の混乱の中で、倫理的に厳しく過ぎた?
反動を、私に向けてくれた感があった。その上に、この時代である。
・・・・・・
4913,世界の美しさをひとつでも多く見つけたい ー5
2014年08月27日(水)
『世界の美しさをひとつでも多く見つけたい』石井光太著
この著書を読んでいて思い出したのが、以前に取上げた、
<京大工学部の新宮教授の「幸福の4階建て論」説。
(古今東西の幸福論を読み漁った結果)
4階:克服できない苦難や悲しみの中に、幸福がある。
3階:苦難や悲しみを経験し、それを克服する。
2階:獲得した「快」を永続させる。
1階:人間の本能的な「快」(恋、富、名誉など)を得て、増やす。>
『世界の美しさを一つでも・・・』の著者・石井浩太は、それが壮絶であるほど
余計なものが剥ぎ取られた人間の泣きたくなるほど、その美しさが浮上るという
説に重なる。このルポも、時代の要請なのだろう。
ーまずは、その辺りを抜粋ー
≪ なぜ過酷で壮絶だったりする現場に赴くのか。それは過酷な現場であれば
あるほど、「人間の美しさ」が見やすいからです。良心、善意、優しさ、強さ
といったものです。暗い場所であればあるほど、光はより明るく輝きます。
それと同じで、悲しくてつらい世界だからこそ、人の優しさやたくましさがより
鮮明に浮き上がる。 たとえば、マドウと薬草売りの関係が、ニューヨークの
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08月27日(木)
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