ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6454,つれづれに哲学 〜アドラーから学ぶ −3
飴と鞭のムチを、知らず知らず使いだしていた。知人に噂話を売りにした人が
何人か存在するが、耳を塞ぎたくなるほど聞くに堪えない。長年、かかって顔が
暗く澱み、声まで変質している。あれ、万引き常習者になるが、これも悪口か・・
――――
2016/04/07
愛と孤独 ―池田晶子の言葉 〜D
『幸福に死ぬための哲学 ―池田晶子の言葉 ー』池田 晶子(著)
< 孤独の味わい方 >
* 他人の悪口が気になる人へ
《 人間には、自分の中の気になるものを、自分の外に見つけ出すという妙な
癖があります。自分の中のそれが気になるからこそ、他人の中のそれが気に
なるのですね。 よくあるでしょう、誰かの悪口を言っているその人が、
自分が悪口を言っているその人にそっくりだということが。つまり、人間は、
自分の中にあるものだけを他人の中に見る。裏返せば、人間は、自分の中にない
ものを、他人の中に見ることはできない。当然ですよね、だって、ないものは、
ないんだから。ないものは、気になるはずがないんだから。 》〜『人生は愉快』
☆ 時間薬の効果で言えることだが、5年前の会社清算の一連が、当事者と
しての内なる記者の目線でみえた現象の面白さは格別であった。
プラモデルの趣味の人に、それが壊れたとて、喪失感は少ない。それは、
楽しんだ結果でしかないから。所詮、悪口とは、その人間そのものの影!
――――
2003/11/25
965, 悪口についての一考察
悪口については、随想日記の中では何回も書いている。
しかしテーマにしたことは無い、一番イヤなテーマであるからだ。
昨日、新聞を見ていたら‘メジャー’ヤンキ−スの松井は中学校二年生以来、
悪口を言ったことがないという。(所詮は勝ち組が言っているから注目
している部分もあるが)
それでは「私の場合は如何だろうか?」と考えてみた。
本音でいうと
可能な限り言わないようにしている。その為には嫌いな人のいる場には
極力行かないようにしている。例えば、ライオンズとか商工会議所などである。
痴呆名士志向の子狐的人間である。 地方で頑張っている人はこういう
傾向が強いから始末が悪い。自分より肩書きや収入が多い人間には媚び
へつらい、下の人間には尊大な人だ。 仕方ないのは解っているが。
「お前の姿でもある」といえば、そうかもしれない。
人間にとって自分は善人であり他人は悪人なのである。
自分を理解しろと必死になるが、嫌な人を理解しようとはしない。
それは、怠惰という無精者に過ぎないことに気づいていないからだ。
〜辞典には
ー悪口は「他人について、劣っていると(事実に反し、また実際以上に)
いう言葉」とある。
ー陰口は「その人のいないところで、いう悪口」と書いている。
悪口とは事実に反してと書いている。
週刊誌などは、それで持っているいるようなものだ。
大衆の一番弱いところを狙っているのだ。
辞書のとおりならば、悪口の経験のある人は虚言罪で天国の門は間違っても
叩かれないことになる。
☆ 思いつくまま「悪口」について頭に浮かんだことを書いてみる。
・「悪口はドロボーより悪い!」と曽野綾子の本にあったが、まったく
曽野(その)とおりである。ドロボーは人を殺さない、しかし悪口は時に
人を殺す。
・悪口は結局は、自分の事をいっているに過ぎない。
したがって根は深い。ただ自分で気がついてないのだ。
悪口はその人の歪んだ心象風景といってよい。
・悪口にも色いろある。
本人に面と向かっていう悪口と
陰でいう悪口がある。
・宗親(居酒屋おやじ)「馬鹿野郎!これで俺等居酒屋が、
商売でもっているんだ!でも酷いもんだよ!
サラリーマンの悪口は耳を塞ぎたくなるより、
『その対象の奴より、言っている本人を張り倒したくなるよ!!
まあ、そうでもしなくては精神のバランスが保てないのだろうがね』
ー続く
ーーーー
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11月14日(水)
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