ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6418,読書日記 〜 記憶こそが人生そのもの
なくなっちゃったんだけど、それでも平気で生きている。気にしない。
 文句言わない。今までとまったく変わらない生き方をしている。
そしてパタッと倒れて死もんでいく。 あの平気さっていうのはね。
宮崎さんという方が「平気で生きていることが悟り」と言うんだったら、
動物はみんな悟っているなと。
・茂木:不思議ですね、そうすると修行を積まれた高僧の方がたどりついた
境地というのは、もっとわれわれの祖先が動物だった時代に持ぞいたもの
かもしれない。われおれは忘れちゃっているだけなんですかね。
そういう蓄があるんだと思う。≫
▼ でも、「平気で死ぬこと」も、動物の大きな特性である。
 人間の最大の問題は、肉体的苦痛と、苦悩への恐れの解決である。
 確かに、底知れぬ苦痛と、苦悩の中、消滅していくのだろうが・・ 
  
・・・・・・
5686,閑話小題 〜父の金銭教育
2016年10月09日(日)
   * 金銭教育と知識管理
 ここで何度か書いてきたが、父親から、姉・兄たちともに、幼児の頃から
<金銭教育>=「質素倹約、贅沢は身を滅ぼす。小銭は、大きくして使え」と
仕込まれていた。その一つが、幼児期から個々の通帳に大晦日に貰った御年玉
を翌日、回収されて、預金をされる。その時だけ通帳の残高を見せられる。
しかし、何時の間に、その残高が年々、増えていくのを見るのが楽しみになる。
溜める楽しみを教えたかったようだ。そして、姉たちには結婚時に、それを元金
にし、『家つき娘』としての新居を建て与えていた。 別立の積立の習慣が、
金銭管理の第一歩の実践と・・ 
 会社整理で、最小の傷で済んだのも、父親の金銭管理の実践あればこそ。 
進学するにつれ、同期の友人の実家がリッチになっていく。ところが、友人
たちの金銭感覚が、細かく、シリアスになっていく共通項があった。
大金は平気に使うが無駄金は一切使わない。お金は命と同様に大事という
教えが入っていた。 
 サラリーマン家庭は、手取りの2割の天引き積立が基本というが、結婚来、
総額の15%の家内名義の給与を支払ってきた。その事業者版が、このシステム。
税務署も、その辺りは難しくいわない。 ところで、家計力の評価として、
・家計安全度(負債が少ないほど高評価)、
・貯蓄パワー(貯蓄割合が高いほど高評価)、
・スケールパワー(純資産が多いほど高評価)、
・コストダウン努力(支出が少ないほど高評価)、
・リスク耐久力(家族1人当たりの資産額が多いほど高評価)
の5項目があるが、最も重視するのは貯蓄パワー。「世帯手取り収入に対し
貯蓄率が21%を超える家庭は、貯金体質にある」という。当時の男子社員に、
父は天引き預金を勧め、それを手堅い『北陸ガス』株の購入をさせていた。
そして姉たち同様、結婚時に値上がりした株式を元に、一部ローンを組ませて、
住宅を購入させていた。 
 プロのトレイダーは、別建ての地道な預金を人知れずしているという。
金銭管理と知識管理、共通点がある。 こつこつと、時にムダ金も必要である。
 知識管理は? どうだろう? 教訓は多く聞いていたが。

・・・・・・
5321,寺院経営の惨状とは
2015年10月09日(金)
  * 貧困は寺院経営に顕著に現れ出る
 寺院の年間収入50万円以下が2割、100万円以下が3割の数字に目を疑った。
その3割の大方(9割)が生活困窮状態?という。 一年ほど前に親戚の
法事に参列したが、その宴席の隣席が午前様。 何気ない会話の中で、
『由緒ありそうなお寺のようですが、墓は幾つあるのですか?』と若い跡継ぎ
の午前様に聞くと、顔色がサッと変わり、『それは、言えません!』と答えた。
後で、「寺院経営の窮状を悟られたくないためか」と、気づいた・・ 
葬式や法事で聞く法話も、情報化の中で、『成るほど!』と心に残る内容は
今では皆無。 ネットで調べた内容は、衝撃的でさえある。
≪ 今年4月、『生活困窮者自立支援法』が施行。生活保護に至る前の自立
 支援が狙いだ。背景には、深刻な生活困窮者の増加がある。6月、厚生労働省

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10月09日(火)
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