ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■5763,閑話小題 〜クリスマスからみえてくる当時の私
 先ほど書いたように、流通業は当時は濁流そのものであった。
信じられないような光景が色いろあった。

 ところで、その年の年越しを思い出した。
宿直で、年越しを床屋で髪を刈っていた。
当時の関西は、年越しは床屋が深夜まで営業をしていた。
それまでの年越しは全て実家で両親と供に年を越していた。

 刺激が強すぎた日々でも、芯には染まらないのが私の特性である。
これは武澤ゼミのお陰であるし、また欠点かもしれない。
また創業という目的があったためである。

「クリスマス」や「年越し」という視点で、過去を切り取ってみると
色いろのことが記憶の底から湧き出てくる。
 
   メリークリスマス!
〜〜
インターネットでクリスマスと検索したら、
以下の内容が印象的であった。

――
2007/02/18
2147, 白い雲に乗って ー2
       b(^o^)dおっ W(^O^)Wはー♪

 先日のつづきの夢をみた。
半分は覚醒をしていたのかもしれない。
前回の夢が契機になって当時のイメージがドンドン出てくる。
如何いうことなのだろうか?
それは57年前の世界そのものであった。
その世界から此方をみている感覚と、此方の感覚の間にある
塀の上での微妙な世界に立っているようだ。    
ーー
 白い雲に乗って再び、その世界(4歳)へ行ってきた。
そこは前回よりリアルな当時の世界があった。
中央保育園の面接があるというので、目新しい服を着せられて、
母の手に引かれて「同じぐらいの小さい子が多くいるところ」に行った。
そこは家から10分ほど歩いた小さな小路にあった。
面接のオジサンがニコニコしながら、色々なことを聞いてきた。
母に前もって聞いていたので、驚くほど上手く答えた。
恐らく入れるだろうと思った。
 家(店)に帰った後、三輪車に乗って前の安栄館というビルの同じ
くらいの友達のところに行った。最近できた大きなビルのところの子。
何か遊んでいると楽しい!

 その数日後に場面が変わり、幼稚園の合格のしらせがきた。
手紙を待っていたが、何時までたってもこないので、お母さんが
「落第したのかもしれないけれど、そんなことがないはず・・」と言う。
ガッカリしていたところ、合格の葉書がやっと届いたが、凄く嬉しい。

 クリスマスの飾り付けのため、二番目の姉の恭子と近くにツリーの
飾りを買いに二人で行った。大きな雪がフワフワと降っている。
ツリーに吊るす色いろなものを二人で選んだ。
小さな家とか、星とか、動物とか、人形などがあった。
それを袋一杯に買って家に帰って3Fの食堂で飾り付けをした。
ラジオのクリスマスの音楽を聴きながら、他の姉たちと飾りつけた。
ツリーの電飾がいやに奇麗だ!
こんな楽しい気持ちは初めてと喜んでいる自分を誰かがみている。
 あれは誰だろう?
翌日の朝、枕元に箱に入ったサンタの贈り物があった。
雪が、ドンドン降っていて窓の下は雪で埋まりそうだ。
    
 突如、周りを見渡すと誰もいない空間になってしまった。
何処に行ったのだろう、皆は!
白い靄がかかり、その中で恐ろしさが襲ってきた。
目をつぶって白い布団を被った。
 目が覚めると、そこは寝室の布団の中であった。
               (o ・д・)ツ  バイ!
・・・・・・
・・・・・・
ある時間の断片
12月24日 火曜日 1968年

9時ごろ、長岡の姉の正子さんから電話。千葉の姉の西村、小林
さんの所にクリスマスプレゼントを届けるように頼まれる。16時に
部屋を出て、伊勢丹に行って、犬の玩具と電車を買って東京駅に行く。
西村さんと待ち合わせるが、勘違いで30分待たされる。その足で独りで
銀座に行ってみる。銀座4丁目から、みゆき通りを歩いてみる。
人の数は思ったより少ないようであった。
市川さんの部屋ですき焼きパーテーをしていた。
相楽がきていた。私と対立して寮から出て行った男だ。
少し休んで、新宿に出る。23時過ぎまで飲みまわる。

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12月25日(日)
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