ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4890,閑話小題 −人型ロボットの現在と未来 〜2
近い考え方を持っている。この派の特徴の一つに、「成人の人格の発達における幼児期の重要性を強調」している。
その人が幼児期にどのような親子関係で育ってきたかが、その人の現在の人格のあり方にとって大きな影響力を
持っているという考え方。その頃の親子関係が、対人関係と感情や衝動のコントロールに関して、非常に重要になる。
その頃、あまり親に愛されてないと感じた子供は大人になってからも、「自分は(親に愛されてなかったから)
もっと愛されたい」とか、「自分は、いつも良い子でないと受け入れてもらえなかったから、この人にも良い人と
思われないと、見捨てられる」とか、歪んでいきやすい性格になってしまう。
ー発達派の治療態度ー
治療場面で、治療者と患者(あるいは相談者)にわきおこる転移、逆転移を取り扱うことを主な作業とするのも
発達派の特徴である。転移とは、治療の過程で相談者がそれまでの人生において重要だった人物(親・養育者)との
関係を、治療者との間で再現することをいう。つまり、治療過程で、患者(相談者)が、両親や、それに類する人に
感じられる人になるということである。これと逆に、治療者が相談者に抱く特別の感情を逆転移という。
この転移、逆転移を「対人関係におけるファンタジー・幻想」といった方が分かりやすい。
そこに、集合的・普遍的な父親像、母親像も表現されるので、それが重要な分析材料になる。】
▼ いかに、幼児への親の対し方が難しいか、その辺のところが人間の精神の成熟の鍵が隠されている。
10歳までに人間の性格、能力の殆どが決定されてしまうことは、自分と、至近の人たちを見渡せば分かる。
そこまで、立ち戻って治療をしていくのが発達派の治療態度。これを血筋と昔から日本人は言っていた。
(哲学的にいえばハビタス)。 もちろん、それぞれ例外はあるが・・ 両親との関係から、
現在の自分に至ったプロセスを見つめ、その歪みを自覚させるように導き出す。
多かれ少なかれ歪みの集合体が自分ということになる。
・・・・・・・
3418, 哲学者の言葉 100
2010年08月04日(水)
「最高の人生を送るための哲学者の言葉100」稲垣真美著
何気なく借りてきた本だが、軽いタッチで読みやすいが、唸るような言葉が次々と出てくる。
10項目に100の言葉が書かれ、解説してある。10項目の中から幾つか書き出して考えてみる。
* 第一章、哲学と人間
≪ 心(ハート)をあらゆる努力で守りなさい。あの血(生命)の泉もそこから流れ出るのだから ≫(ハイデッガー)
【 ハイデガーの学説を、一言で解釈し、具体的に説明するのは容易ではありませんが、古代ギリシャのアリストテレス
以来、種々に考えられてきた「存在」の問題について、人間存在とは「私が在る」ということであり、したがって
人間とは「現存在」である、と規定しました。「現存在」存在の仕方を「世界内存在」とも呼びました。
この場合、「現存在」の言葉の中には、すでに「今」という時間が入ってきます。 すなわち「存在」とは、常に
「時間の問題」に突き当たり、一心同体なのです。そうだとすると、「今(現在)」とは何でしょうか。
「私がこれこれのことを意図している今」「12時である今」「光が消えている今」等で確定される「今」には
「私」「私自身」、あるいはほかの誰でもがそのまま時間ということになります。 「現存在」は時間なのです。
「私」は本来的に時間であり、「私」は時間をもっているのです。
このように考えて、ハイデガーは、私たち一人一人の時間としての営みの大切さに思いに至った。
南ドイッのフライブルク市の郊外にあったハイデガーの自宅の扉には、文字を刻み込んだ一枚の板がぶら下げられていた。
その文字はハイデガーが大切な誓いの言葉とした。「旧約聖書」の箴言でした。
「君の心をあらゆる努力で守りなさい。あの血(生命)の泉もそこから流れ出るのだから」 ハイデッガーは、
この言葉を「現存在」である自らに対しても、訪れてくる客人たちにも、誓いの言葉として掲げたのです。】
(字数の関係でカット12年08月04日)
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08月04日(月)
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