ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4357, 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 −2
現在は、緊急措置で平静を保っているだけ。そこで数日前から数年前から去年にかけて読んだ金融恐慌関連の本を重ねて読み返している。
当時は読み過ごしてしまった内容にハッとすることしばしば。その一冊の「大恐慌入門」朝倉慶著がある。読んだ時は、
「色いろな学者の論をダイジェスト的に纏めたもの」と気に留めてなかったが、一年後になって読み返すと簡明だからこそ納得する。
表紙裏に < これまでは「春の散歩道」。これからデバティブ6京円というスーパーバブルが破裂する。
世界を覆う「百年に一度の津波」にどう備えるか。> とある。9.15から一年半経つが、アメリカの投資銀行は瞬間的にホボ消滅、
GMとクライスラー、シティバンク、日本では日本航空が破綻した。それ以外は、あまり目立った動きはなかったが、
これからCDSの破綻が表面化してくる。これに比べたらサブプライム問題は公園の散歩みたいなもの。一昨年の大晦日に発刊されたが、
著者の予告していた通り世界各国に国家破綻が現実に問題になってきている。アイスランド、ギリシャと深刻な問題が表面化してきた。
・このスーパーバブルの崩壊は誰も止めることが出来ないし、アチコチで火山の噴火のように吹き出るのは時間の問題。
・オバマは、処理など出来ないで、その責任を問われる悲劇の大統領になる。置き土産は、新ドルへのデノミか、大幅なドル安誘導。
・資本主義の崩壊は、これから始まりCDSを抱えた金融機関や、企業の淘汰が表面化する。 CDOは、まだ300兆円だが、
これから5400兆円のCDSの問題が出てきざるをえない。それを解決するのは、世界各国が現在の貨幣量を果てしなく増加して、
ハイパーインフレにし、その結果、新たな貨幣への切り替えを世界中が一斉に実施、CDSをチャラにするしか方法は残されてない。
まず、ハイパーインフレに転じるに、あと一年はかかるから来年から再来年の2012年末辺りに標準を絞っているようだ。
・失業は欧米で9パーセントを超えているが、日本は救済処置で5パーを維持しているが10パーは時間の問題。
〜 まあ、そういうこと! これらを読む限り楽観論は、この数年は考えられない。 〜 つづく
・・・・・・・
2877, 自分らしくあれ!
2009年02月19日(木)
クリントン女史が慌ただしく日本を駆け抜けていった。大学生との対話の中で、ある女子大生の質問
「女性なのに、どうして、そんなに強くなれるのですか」に、「自分らしくあることよ」と、答えたのが印象的だった。
ーそこで「自分らしくある」ことを、哲学的に考えてみる。 まずその「自己」を考えると「他者」の問題にぶつかる。
他者の中の「これ=自分」は時間の経過と同時に発生?する。 さっき向こうから歩いていた「これ」が現在、橋に立っている。
その時に、さっきの「これ」が「自分」になる。生まれて今まで他者の間で生きてきた。その他者との境界線の内側が「私」である。
「自分らしさ」とは、それまでの人生で他者との接点の「あり方」、あるいはその内側の蓄積である。その時点時点で、
何かを追求している在りようが「自分らしさ」である。何かに没頭していて我を忘れている姿に「自分らしさ」が生まれてくる。
初めから「自分らしくあろうと振舞ってはならない」ということである。役者が仮に信長を演じていたとすると、
役者が自分の個性を意識した時、大根役者に陥ってしまう。我を忘れて信長を演じた時に出てくる味が「自分らしい」のである。
クリントン女史は、民主党の大統領候補、クリントン元大統領夫人、弁護士、上院議員等々の顔がある。その役をこなしている
プロセスで出来上がった個性が「自分らしい」ということである。彼女の場合、どの役をこなしていても、肩書きより
クリントン女史そのものが前面に出ている。これこそ、名優の証拠である。言葉づらだけを捉えると「自分らしさ」を、
多くの人は誤解する可能性がある。自分らしくとは、取り組んでいる役割りや、目標、そして遊びに自分を忘れること。
小林秀雄の「無私の精神」に達することこそ、「自分らしく」なることである。
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02月19日(火)
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