ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4227,雑談ネタ、酒の肴ネタ ー2
* 大航海のカルチャーショックと、ペスト発生の由来 (P−13)
Q: 西欧キリスト教文明が、十一世紀以来、イスラームと敵対していたというお話ですが、その後、
大航海時代から帝国主義と、猛烈に世界に進出していきますね。そしてその際にきわめて大規模な虐殺が起こっている。
岸田: 大航海時代でアフリカ、アジア、アメリカ、インドなどに出ていったのですが、その結果、ヨーロッパ人はますます
劣等感と敗北感が募ったと思います。 誰だって、ふるさとの地で何とか暮らしていけていれば、決してふるさとを捨てて遠い
外国なんかへ行きたいとは思わないものですが、当時のヨーロッパ人はヨーロッパに安住できないいろいろな事情がありました。
人口の四分の一から三分の一が死んだと言われる十四世紀半ばのペストの大流行、打ち続く飢饅、宗教的迫害など。
ヨーロッパ人自身は、進取の精神で広く世界へと進出したと思っているようですが、他の大陸へ出掛けていった連中は、
客観的には、命からがら逃げ出した難民でした。 十五世紀の終わり頃は、ヨーロッパよりインドや中国のほうがはるかに
文化的にも経済的にも上で、豊かな生活をしていたのですね。 ヨーロッパの難民たちは、世界を知ることによって、
ヨーロッパがいかに遅れていて劣っているかを発見したのです。 その劣等感というか敗北感をひっくり返すというのが、
近代ヨーロッパ人の植民地主義を支えた情熱なんですよ。 われわれのほうが遅れている、劣っていると感じて、
それ以後のヨーロッパ人は、われわれのほうが上なんだ、優秀なんだということを証明しようと必死でした。それ以後、彼らが、
何かにつけて、ヨーロッパのほうが進歩していると繰り返し繰り返ししつこく主張したがったのも、この必死の努力の表れでした。
小滝: ペストのことで一言注釈しておけば、あれもキリスト教に原因があるんです。 当時は修道院があちこちにでき、
実に多くの成人男子が修道院に入っていたそうです。その食糧をまかなうために、大規模な森林伐採をやったのです。
さらに森林伐採には宗教的な意昧もあって、森を残しておくと、土着的な精霊信仰が生き残って、異端や異教が生まれるので、
キリスト教を広めるという意味でも森林を伐採した。そうしたらフクロウとか蛇とかがいなくなって野ネズミが大発生し、
それにペスト菌を持ったノミやダニが寄生したもので、大流行を引きおこしていった。
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現在、アメリカをはじめ西欧文明が基礎から揺らいでいるが、この辺の一神教が主導してきた文明の行き詰まり。
そして、これからは中国、インド、東南アジアの文明が必然的に世界をリードしていくしかない。
アメリカの属国として戦後の経済成長を続けてきた日本も、ここで大転換期をむかえたのである。
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2757, 今後のノーベル賞の有力候補は?
2008年10月22日(水)
一昨日の産経新聞 【正論】の ー ノーベル賞で「銀メダル」の日本 ーが、面白い!
その中で、今後の日本のノーベル賞の候補を何人か挙げていた。
アメリカの国力を感じるが、日本も満更ではないことが窺える。
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●≪政府の50年目標も有望≫
(以下、字数の関係でカット2009年10月22日)
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2007年10月22日(月)
2393, 恥はかかせろ、いじめはなくすな
戸塚宏が、「新潮45」6月号に寄稿していた文章が考えさせられた。彼は自分の戸塚ヨットスクールで、生徒を何人か
死なせた責任で6年の実刑を終えて、再びヨットスクールで指導をしている。石原慎太郎も弁護者で彼を支持している。
ーまず彼の論の概要をまとめてみるー
*力は悪か、いや善である。
・6年経って出所して、子供たちは良くなったかといえば、ますますオカシクなっている。
生気がなくなり、得体の知れない無力感を漂わせ、一方で些細なことで直ぐに自殺する子供が増えている。
・暴れる子供はまだよいが、無気力で何も行動を起こさない子供は直しにくいし、完全に直らない。
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10月22日(月)
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