ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[395673hit]
■2972,閑話小題
おカネになる文章とは、どこか過剰だったり何かが欠落しているような文章です。
・・・美しく正しい文章なんて、退屈で眠たくなるだけです。そんなものはシロウトにおまかせしておけばいい。
プロは客を退屈させてはいけません。客を眠らせてはいけません。良識ある人は顔をしかめるかもしれませんが、
しかし、それでいいのです。(中略)というわけで、<不良>になればなるほど文章の商品性は増します。
<不良>でたりなければ、極道でも悪党でもなんでもけっこうです。
つまりこの本は、「出版社がカネを払いたくなる。読者が買いたくなる」ような文章の指南書である。
名文はカネにはならない。美しく正しい日本語は良い子のもの。
不良(プロ)は自己表現という考えを捨て、読者を愉しませることに徹します。
「本書を読めば、誰でもプロのライターになれます」
万が一なれなかったとしたら、それはあなたが『良い子』だからです」と。
「自己表現を読みたくなるのは有名人、大家に限ってのこと。
どこの馬の骨だかわからないやつの自己表現など見向きもされない、ことを自覚しておくべきだ」という。
アマチュアの文章が「書き手」からの発想とするなら、「読み手」から発想するのがプロの文章です。
「読み手」にとって役立つ情報とは何か、プロは「読み手」は何をいちばん知りたいか、から考えはじめる。
読者が知りたいのは書き手の「私」ではなく「本」であることを忘れないよう釘をさしている。
ーーーーーー
図書館で借りてきて、買いたくなる本が三ヶ月に一度くらいある。この本が正に、これだ。
プロになりたい人より、プロの技法を盗みたい人向けの本でもある。
最近では[ローマから日本が見える][ずっとやりたかったことを、やりなさい」
である。注文をして手元に届くと、それで安心して読まなくなるが,それでもよいと思わせる本が良い本である。
「商品としての文章を書くのがプロである。だから貴方の文章はつまらないのです」と自覚せざるを得ない内容である。
文章術に関してベスト3に入る本である。
バイ♪(ノ´∀`*)ノ
・・・・・・・・
2005年05月25日(水)
1513, こころを凛とする196の言葉 ?2
ー読書日記
美容評論家の斉藤薫の書いた多くの著書のさわりが、この一冊に集約されているから、一言一言が強烈に響いてくる。
美容ジャーナリストという彼女の職業の立場が、美容を通して女の「こころのあり方」を見ているのだろ。
女も大変である。受けの立場であるからだ。さりげなく男を引き付ける努力をしなくてはならない。
こころを凛とすることも大事だが、もっと知的努力も必要だろうと思うのも、私の年齢のためか。
美容ジャーナリストの本に、読者も知的背景の勧めなどを求めてないのか。何事も努力・努力である。諦めたと同時に・・
ーー
・音の効果
自分の好きなCDだけを繰り返し繰り返し、一日で擦り減るほど聴く。じつはこれ、私にとっては立派な美容法。
好きな音は、耳に脳に心地よいだけでなく明らかに魂に響き、はっきりと共鳴を起こす。
その共鳴が体中をめぐるのを感じ、そういう時はなぜか必ず顔色がよい。
ーー
・喜びの分水量
誰をどれだけ愛し、誰にどれだけ愛されてきたか、その喜びの量が、
そのまま艶となって人を潤すってことなのかもしれない。
ーー
・女に学ぶ
よく「つらいことがあると、宇宙の広さを思う」という人がいる。チリの一粒にも満たないちっぽけなことで、
自分は悩んでいたんだ、バカみたい・・・そう思うためだが女は視野が狭くなりかけたら、宇宙のかわりに
年上の女を思おう。辛そうだけど、ときどき悲しそうだけど、くじけずに頑張っている年上の女性の姿を。
つらいときこそ、女は女に学ぶのだ。
ーー
・女は姿勢がつくるいちばん身近なことに、いちばん気がつきにくく、そして人をいちばん醜くしてしまうのが
[5]続きを読む
05月25日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る