ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2928,中沢新一の『三位一体モデル』 −7
自分の経験と照らして、この文章を味わうとよい。
ーあとがきーの文章がよい!
老詐欺師は私のおだてに乗って、自分の若いときの女性遍歴を話し始めた。
今は詐欺師に身をおとしているが、京都のしかるべき家の出であることを本当らしく、大正時代の上流家庭の
子女を篭絡させていった手管や失敗談は、一冊の本にしたいほど、スリリングで抱腹絶倒させた。
そして彼は私の周りをウロチョロして、一円の金もとれずに消えてしまった。・・・
それらの話も終盤にかかった時、私は彼に、「・・・結局女性の、どんなところがいいと思っているのですか?」
と聞いてみた。すると、彼はうつむいて考えていたが、やがて「・・・やっぱし、美しさだね」と言った。
「それは・・・顔の?それとも、内面の?」と私。「顔だよ。顔。それしかないよ」「内面とかはどうでもいいと?」
「・・君はね、まだ若いね。いいかい、内面の美しさなんて、見せかけにすぎないんだよ」
逆説なのか、それとも単なる言葉の言い違いかもしれないが、
「内面なんてみせかけだもの」という言葉のインパクトは、ずっと私の心に残った。
それから十数年の間に、私もかなり、様ざまな女性と付き合った。(もちろん、仕事上である)
そして、最も仕事上で酷い目にあったのが、心が純粋で、内面が美しく、それのみを自分の価値観として生きていて、
ビジネス的な話が理解できないところか私に内面の美しさを要求し、つまり金などという汚らしいことを云々するな、
と強要し、こちらはホトホト困窮した。
一方、外面〜顔〜の美しい女性は、世間に対する見栄を大事にして、
此方がわ(芸能プロダクション)が要求しているのは顔の綺麗さだけだということを理解して、
プロの論理できちんと応えてくれた。その度に、あの老詐欺師の言葉が、フラッシュバックしたものである。
ー
以上であるが、これは美人論でもある。女の職場を渡り歩いてきて色いろな経験をしてきて、
著者の言いたい一部分は理解できる。美人は部下として使いやすい?という現実がある。
子供の時から、それを意識をしているから、その辺を認めてやればよい。(もちろん例外はあるが。)
美人の泣き所があるし、寂しさである。 逆に、その他(8割)の女性の泣きどころもある。
そんなことは、どうでもよいこと。 顔も心も、それにこだわることに問題がある!ということ。
ーーー
ーこの本は古今東西の有無名人の言葉から‘キワドイ’56名言を集めたものだが、
その中から幾つかの言葉を選んでみた。
「おまえらせいぜいまずいものでも食って長生きしろ」(尾崎紅葉)
「バレなきゃイカサマじゃないんだぜ」 (ジョジョの奇妙な冒険)
「貧乏人は安いものが好きだ。そして金持ちは貧乏人よりさらに安いものが好きだ。
だから金持ちになったんだ」 (マツモトキヨシ)
「立派な芸人になりたかったら、まず人にたかれ。 それから女に貢がせろ。
それも出来なかったら・・・・泥棒しろ」 (立川談志)
「談志師匠は、人格最低、芸最高」 ( 弟子たちによる談志の評価)
「生まれることは不幸であり、 生きることは苦痛である。死ぬことは厄介である」( 聖バーナード)
『楽観論者は失望しか味わえないが、悲観論者は「意外な幸運」を味わうことが出来る』(唐沢俊一)
「よいお世辞があれば、2ヶ月はそれで生きられる」 (マーク・トウェイン)
「新聞に載るオレのコメントな、一人称がオレって言うてんのに、なんでワシになってんねん」(清原和博)
『人に限らない。 国も企業も、世間は実体よりイメージを先行させる』(唐沢俊一)
「純粋なバカ番組はふつうのバカ番組を駆逐する」 (キットマン)
「詩。1人の心に灯をともす 別の一人に欠伸をさせる」 (堀口大學)
『人間の最も恥ずかしい瞬間は、若い頃書いた詩を、後年読み返すときである』 (唐沢俊一)
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04月11日(土)
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