ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2685, iPhoneは、超小型パソコンだった! −4
    その真実に気づいたときには残り時間はわずか。 皮肉なものだ。
 ーー
 何も飾りのない赤裸々な真実の声である。そういえば同じような話を姉から聞いた。
一番上の姉が癌になり、一年足らずで亡くなった。手術の数ヶ月後、家に来て最後に多く語っていった。
その中で、「私は高卒が一番のコンプレックスだった。
基礎教養を若いとき培ってなかったのが一生のハンデキャップだった」と、ポツリといったのが印象的。
長岡城下街の価値観に一生振り回された人生を後悔しているようだった・・

  私の周辺で、高卒にかかわらずサラリーマン社会で勝ち抜いてきた人や、教養にみちている人が数多くいる。
  共通点として、人知れず本を多く読みつづけて基礎教養という土台があり、また、ライフワークを持っている。
  一流大学?を出たにもかかわらず、全くの無知蒙昧の人も多く知っている。  要は社会に出てから、
  どれだけ学んだかが、問題なのだ。  御前はどうか?他人にいえるザマか?と、すぐに声が飛んできそうだが。

 また反面、高校しか出てないからと諦めてしまい、全く本を読もうとしないで、「世間」とやらを、
全世界と思い込んでいる人ー子狐ーもいる。そういう人ほど、捩れて歪んでいる内面が露出してしまっている。
人間多かれ少なかれ、誰もそうだが・・ 心の底から学びたいと思った時が、学業適齢期という言葉はよい。
「べき時に、べく事を、べくすべし」というが、 「一生学び通すことこそ教養」ではないだろうか?

・・・・・・・・
2005年08月11日(木)
1591, 外務省・ラスプーチンの記憶術

何気なく月刊誌をみていたら、鈴木宗男とともに逮捕され起訴された
元外務省の佐藤優の手記が載っていた。内容は、彼のソ連時代の外交官としての活動の詳細であった。
その内容も面白いが、それより彼の記憶術とその引き出し方に興味を覚えた。
非常に深い示唆に富む内容である。 やはり映像と結びつけるのだ。

その一部を書き写してみる。
ーー
拘置所の減灯は午後9時、起床は午前7時なので、睡眠時間は10時間もある。
私はもともと睡眠時間が短く、3~4時間で済む。この長時間睡眠制が拘置所規則では何よりも苦痛であった。
筆記道具は自殺に使われる「凶器」に使われるのであつけられない。

そこで、この時期に私は記憶力の強化を図った。私の記憶術は映像方式で、特定の映像と出来事を結びつける。
誰かに教わったのではなく、モスクワでメモをとれない状況でロシア人から
話を聞き、それを大使館で暗号電報にして送る作業を続けているうちに自ずから身につけた癖だ。

ある時この記憶術を陸軍の中野学校出身の某氏に話したことがある。
「佐藤君。それは甲賀の忍者の記憶術じゃ。中野学校では甲賀忍法を応用した記憶術があった。
文字や地図、写真は比較的正確に再現できるが、表の数字は出てこない。」このやり方は、数字にはあまり適さない。

イスラエル政府に記憶力の抜群の友人がいた。
「数字をどう記憶に定着させたらよいか」と尋ねたら、この友人は「僕の場合も基本は映像記憶だ。
数字は見ただけでは記憶は難しいが、一回、口に出して唱えると、映像の中にいる自分がその数字を
唱えている映像が音とともに甦ってくるので、試してみるとよい」と言われた。実践してみたが、確かに効果がある。

獄中のノートやメモは検閲されることがあるので、取調べについて重要なことは書けない。
従って記憶に頼る比率が高くなる。稗田阿礼は文字を知らなかったが、
古事記を暗唱をしていたわけだから、日本人の潜在的な記億は大きいはずだと思い
巡らしながら、取調べ状況を正確に努力をした。そうすると取り調べ以外に多くの記憶が甦ってくる。
その中でよく思い出したのがソ連崩壊の前後の出来事だ。特に人間の生き死にに関わる映像がとても正確に浮かんでくる。
6・6平米の空間が時空を超えて無限に広がっていくような感じがする。
 ーーー
以上だが、なかなか深い内容である。私が最近色いろな事を思索するのに使うのは、

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08月11日(月)
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