ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2279, 今年の半年の総括
はい、私は千葉に住んでおります。主人が広島の支店長として単身赴任して
おりますため、10日間ほど主人の世話に参ります
というAさんと言う方でした。色んな会話を交わす内、奥様の余りの
笑顔の美しさにインタビューらしからぬインタビューをしたのです。

奥様ーどうしてそんなに笑顔が素敵なんですかー
とても答えにくいインタビューです。ところが奥様は見事に答えてくれました。
奥様ーどうしてそんなに笑顔が素敵なんですかー
まあーありがとうございます
まず感謝、 とっても嬉しいです
自己表現、しかも次
あなた様がそのように言って下さるのであるならば、私の母の生き方が偉大でした
とおっしゃいました。

お母様ってどんな生き方をなさったんですか
はい、私の母は一生涯を通じたった二つの事だけをやり抜いて大往生した

二つの事ってなんですか
・一つは朝起きて、一番に鏡に自分の姿を映し出してこう言うそうです。
 今日もこの笑顔で頑張りましょう、私さんって約束する事が一つ。
・もう一つは一日何十回となく、口癖をお持ちだったそうです。
 その口癖は「私は幸せ」。

娘も息子もケンカが無く育ち、理想的な結婚をし、立派なお子さんお孫さんが
全員に誕生。一人の女性の生き様としてこんな理想的な生き方はないと思う。
それもそのはず私は幸せとお念仏のように唱えたお陰なんですよね。
 
おばあちゃんになると大体、ご長男のお家に行く事が多いですよね。
その方そんな事関係なく長男長女と転々と巡るのが老後の暮らし振りだった
そうです。邪魔になるはず有りません。ご長女さんの家にはお舅さん、お姑さん、
ご主人以外のお父さんお母さんがいらっしゃるにもかかわらず
待っていたんですよー、おばあちゃん、お羊羹買って待っていたんですよー
って向かえいれられる、喜ばれる、しかも何時もニコニコニコニコ、
お孫さんの帽子なんか作ってあげながら、誰言うと無く う〜ん私は幸せ
転々と作り物が残っていたそうです。自分から失礼しますと言うことはないそうで。

ちゃんと兄弟から電話があって
もしもしおばあちゃんずいぶん長くそちらにいらっしゃるそうですけど、
そろそろこちらにも回って頂けないでしょうかねとお呼び出しがかかると
ハイハイと転々と娘と息子の家を巡るのが老後の暮らし振りだったそうです。
 
80歳おめでとう誕生日を迎えたそのすぐ後、初めてと言って良い入院でした。
えーおばあちゃん入院だって親戚一同連絡を取り合い、何と2日目には
ベットの回り中親戚だらけで、全国から駆けつけたそうです。
おばあちゃんはとても嬉しそうでした。
よー来たなー、よー来たなー、あー私は幸せー
スーとこの言葉を最後に天上に召されたんだそうです。
 
最後の“言葉が私は幸せって涙が止まらなかった、感動した。
でも奇跡はその後又、起きたんですって。息を引取ったおばあちゃんの顔が
どんどんピンクになり、若くなり観音様そっくりになった時、みんな手を合わせて
あーあんなおばあちゃんのような顔で死にたい、だから、おばあちゃんの
ような生き方をするのだ  私たち親戚一同の願いなのですよー。

そう聞いた時、私はもう涙を止める事が出来ませんでした。
色んな所でこの話をしていまして、新潟で清水先生って町作りの先生がいらして、
その話をするととっても感動してくれて
純子さん良かったよ、感動したよー  男の方も感じられましたか

・・・・・・・
2003年06月30日(月)
817、「神話の力 」 −2
                早川書房
ー私の感想
この本は、私にとって過去に読んだ本の中でベスト5に入る本である。
随想日記でも何回か取り上げてきた。
自分とは何かを考える時、神話に大きいヒントが隠されている。
日本のような島国の神話は「中空」思想が物語の中に隠されている。
左右に相対立するものを配置して中央に中抜きの存在を置いて、ガス抜きの役割をさせている。
今も天皇制が中空としての役割として存在しているのが面白い。

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06月30日(土)
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