ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2138, 中年の心象風景
社会保険センターから送ってきた年金の数字を見て少しホッとした事も事実である。
年金支給が63歳と思っていたが、今回の郵送で60からでももらえることを
初めて知った。
・1年7ヶ月経つと(60歳)全く他に収入がない場合で、190万円の年金支給。
・4年7ヶ月で(63歳)で、260万円。
・6年経つと、家内の分を加算すると360万位という。
ー何とか人並みに生きていけそうな金額である。

家内に説明をすると、
「丁度よいようになっているのね!」
セフティーネットとして、あるとないとでは全く違う。
こういう年齢になったのだ。

・・・・・・・
2005年02月09日(水)
1408, LOVE&FREE
ー世界の路上に落ちていた言葉−1  ー読書日記ー

図書館で何気なく借りてきたら、読むほどに面白い本である。
著者は32歳だが、思い切った生き方をしている。
アウトローはアウトローでしかないが、
生き方にバランスが取れているのがよい。
バナナ(皮は黄色で中が白)にドンドンなっている典型である。

ーはじめにー から引きつけられた。
1998年11月から2000年7月にかけて、約1年8ヶ月間。
結婚したばかりの妻と二人で、気の向くまま世界数十ヶ月の路上を歩いた。
自分は、三年間続けた会社を離れフリーになったばかりだったし、
銀座のOL だった妻のさやかは、寿退社をしたばかりで、
長いたびに出るのは「今しかない」という絶好のタイミングであった。

旅のコースも、期間も、特に決めなかった。
「スタートはオーストラリア。あとは気の向くままに。
まあ、金がなくなったら帰ろう」それだけを決めて出発をした。
世界中の路上で、カフェで、ビーチで、バス停で、安宿のベッドで、・・・
大好きなコーラを片手に、タバコをふかしながら、
自分の「ココロの井戸」を掘るようにして、いくつもの詩を書いた。
「いいじゃん!」と感じる場面に出逢うたびに、ポケットから
デジカメを出して、幾千枚の写真を撮った。

帰国後、旅中に残した詩と写真の中から、特に気に入ったものを
選んで、一冊にまとめたら、この本が出来上がった。
世界の路上の片隅で、さまざまな人々が僕にくれた
「LOVE&FREE]のカケラを、あなたに贈ります。

ーー
以上であるが、路上で書いた内容であればこその、ココロに打つ内容が
次から次へと出てくる。言葉だけではない、デジカメで撮った何げない
写真が素晴らしい。
二人は、各地で「ホリデーアパートメント」に一週間ずつ泊まって旅を続けていた。
お金には制約あるが、時間だけは無限にある旅。
本当にうらやましい限りである。
胸に突きさすような言葉を幾つかをランダムに紹介してみよう。

ージブラルタル海峡ー

ヨーロッパからアフリカへ。
ジブラルタル海峡を越える船の甲板。
ある船乗りのオジサンが言っていた。

「おれは20年間、世界中をずっと航海してきた。
 繰り返される日々が嫌いだったからな。
 でも、愛する女性を見つけた日から、俺は変わった。
 今は、愛する妻と子供達と一緒に暮らすためにこのジブラルタル海峡を、
 一日2往復するだけの繰り返される毎日を過ごしている。
 でも、神に誓って言う。
 今が一番幸せだ。
 俺の冒険は彼女という宝を見つけることによって終わったのだ」

そして、キザでかっこいい船乗りは、最後にオレに聞いた。
「オマエは、愛する女性という宝を既に見つけている。
いったい、他にどんな宝を探して旅をしているんだい?」

ー核ー
たくさん食べることはない。
一匹の魚を骨まで味わってごらん。
そのほうが、本当の「おいしさ」がわかるから。
たくさん読む必要はない。
一冊の本を文字が溶けるまで味わってごらん。
そのほうが、本当の「おもしろさ」がわかるから。

たくさん愛する必要はない。
ひとりの人を心ゆくまで愛してごらん。
そのほうが、本当の「愛」がわかるから。
貧しい国の豊かな人々が、
オレに、そう笑いかけている。

−−−ー
「LOVE&FREE

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02月09日(金)
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