ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[398896hit]

■1387, 23歳の日記−9
寮の佐藤と出かけた。晴海もチッラと見る。

「アンドロマック」という演劇であった。
その中でエルミオレを演じた人が素晴らしい演技であった。
演劇の素晴らしさを知ったようだ。
明美が演出したという。
よくあれだけの人を纏め、仕上げたものと感激をする。
おっとりした彼女の中に、あれだけの知性と能力が隠されているのは
驚きだった。
終了後、気を使わせない為、会わずに帰ってきた。
そのほうが良かったのだろう。
聖心女子大に入ることも初めてで終わりだろう。
昨年の暮れ、女らとの合コンを深井とのトラブルで欠席したが、
これで気持の上で納得ができた。いい思い出になった。

17時に帰寮する。
招待状を送ってきた時の彼女(明美)の手紙である引用だが、
印象的な言葉があった。
「青年は確実な証券を買ってはならない」
ふとこの日記を書いていて思ったことは
「純粋性は手段ではなく、目的にすべきである」

今は毎回のイベントが最後の別れになる。
よい人たちであった。

01月19日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る