ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■8,013、閑話小題 〜あれよあれよと…12年!
 前に、ほぼ必ず絶滅する。
2. 知的生命はその段階にまで到達すると、そのようなシミュレーションになど
 関心を持たなくなる。
3. 私たちがシミュレーションの住人である可能性は100%に近い。
 これをめぐって、仮説を証明する手段を論じたものや、それが現実で
ある確率を論じたものなど、さまざまな議論が交わされてきた。 ≫

 ――
▼ 76歳の大の男が、こんな奇想天外の論を取上げるとは、我ながら何だが…
 もし、50%なら、十分に価値がある。過去を振り返ると、成るほどと合点が
行かないでもないが… 10%なら解らないでもないが、50%とは!!

・・・・・・
7316,閑話小題〜 『孤独論』ですか… 〜1
2021年03月05日(金)
       < 『孤独論』 ―逃げよ、生きよ― 田中慎弥 著
    * 孤独について
 後期高齢者になって、はや二ヶ月… 老人の時節になってしまった。
20年前に、このブログを開設。 一方的としても、誰かに話しかける感覚の
<つぶやき>を一日一テーマで、書いているためか、孤独感は皆無に近い。
 或る日、突然、何やら誰かに話しかけられ、自分という枠から外界を眺め、
あっという間に、80歳まだ、あと数年まで生きてきた。 生きている限りは、
そこに当然、孤独の問題が絡んでくる。
 8人の兄、姉の末っ子として常に生活が監視?され、その中で、自分の身を
守ることが青少年期の仕事。その義務を終えつつあった27歳時に結婚。自覚無い
まま、何時の間に家内の『召使』状態になり、現在に至っている。
兄、姉たちの結婚生活を見聞きしてきたのが、その状態を許容させている。
しかし、単身で一生を終えるのは、幼馴染の幾例からして、もっと不自然。
最期は連れ合いを亡くして…哀しみの中で消えていく。
 
   〜Amazon・レビューより〜
 ――「孤独」は国を挙げて取り組む社会問題である――。
そんな方針を掲げて、英国は2018年、世界で初めて「孤独担当大臣」を任命した。
欧州連合(EU)離脱の問題で政治・社会が大きく揺れ動くなかで、孤独担当相は
真価を発揮できるのか。英国の現場を歩くと、日本にも共通する課題が見えてきた。
                              (丹内敦子)
ロンドン北部のカムデン・タウン。若者ファッションで知られるこの地区に孤独
な人々が集う場がある。その名も「メンズ・シェッド(男たちの小屋)」。
 2019年11月下旬、コミュニティーセンターの一画にある「小屋」を訪ねると、
木材を加工する音が聞こえてきた。大工道具が壁に並ぶ部屋で、女性3人を含む
お年寄り10人ほどが、木製のサラダボウルや置物の作製、作陶など創作にいそしむ。
「木片の角はどうやって丸くするの?」「この道具を使って、手前に引くんだよ」
と、互いに教え合う。
 ――
「ここのみんなは、拡大家族だ」。約6年前から通う元大工のミック(71)は、
独身で咽喉がんを患い、パブにも通わなくなって友人も失った。自宅でひとり
テレビを見ていたある日、「小屋」の存在を知って「これだ」と思った。
「人の役に立てて自分も助かった。がんの苦しみも和らぐようだ」
オーストラリア発祥とされる「男たちの小屋」は、英国でも13年ごろから急速に
広がった。全英メンズ・シェッド協会によると、現在500以上あり、利用者は
1万2千人超。背景には、英国民の「孤独」への危機感がある。
英国の慈善団体が発表した14年の調査では、65歳以上の4割に当たる約390万人が
「テレビが一番の友だち」と答えた。英国赤十字などの16年の調査によると、
成人の2割に相当する900万人以上が恒常的に孤独を感じている
 ―
芥川賞受賞時が印象的だった著者の孤独に思考することを勧める書。
組織に属し、自分を押し殺して働くことは「奴隷」であるという。
その状況を打破するには、今いる場所から逃げることであると。
逃げることは生きる生きるための立派な術であるという。
インターネットやSNSで周囲と繋がり続けることも「情報の奴隷」である。

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03月05日(日)
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