ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■8007,閑話小題 〜始まり、はじまり!
デモクリストは、自らの朗らかさを、外的な財産や感覚的満足感に依存しない、
最高な「内的財産」とみなした。彼は極めて明く快活な人間で、「笑う哲学者」
とも言われている。快活になるきっかけは、人生の様ざまな瞬間家局面に結び
ついている。快活な人間にとっての幸福は、人生の意味などが見えたときにある
【満たされた幸福感】であり、そこには人生のどの瞬間よりも、はるかに多くの
ものが含まれている。それは子供が感じる幸福に似ている。 つまり、
子供が抱くような充実感や、特定の考え方にとらわれない心は、年をとってから
でも取り戻せる。年をとって手に入れた快活さは、これまであったこと全てに
対する感謝の念や、人生全体を見渡せる視線と結びついている。こうした視線は、
豊かな経験を積重ねることで、はじめて成立つ。困難を乗り越えながら長い道
のりを後にしてこそ得ることができる。特に回り道、困難を乗り越えた時に、
細かいこと全部でなくとも、心の底から幸福感を得ることができる。
『人生という作品を完成することが出来る』という明るい喜びで、
『人生に別れを告げなければならない』という暗い悲しみを埋め合わせなければ
ならない時がきたら、私は如何バランスをとればよいのだろうか」と…
―
▼ 難しいなら、まずは<快活に、朗らかなフリから> せめて言葉から。
「生きてきたように、老いて、病い、死んでいく」。生きている間は、書物も、
相手も選ぶべき。それ以前に、絶対量の選別が必要となる。
――
幸福のキーワードでネットサーフィンをしていたら、次なるレポートが、
なかなか説得力がある。
《 アメリカのジョージ・メイソン大学のリチャード・フロリダ教授はこのような
ライフスタイルを持つ人々をクリエイティブ・クラス(クリエイティブ階級)と
呼んでいる。彼らの特徴は、
【 自立心が強く、多様性を好み、半匿名性のある社を望む。他人から支配
されることを嫌い、時間の支配権を 自分で持ちたいと思う人々である。
いつも仕事のことを考えている状態であるが、それは苦痛ではない。
遊びたいときにはメリハリをつけて思い切り楽しむ。所得は結果として高い
ものの、収入の高い仕事よりも、自分にとってやりがいのある仕事を選ぶ。
しかし所得は自分の能力に対する評価だと考えているので、所得に無関心な
わけではない、というものである。 】
何かの刺激によって幸福が高まるという発想で幸福感を高めるための要因探しを
するよりは、自分の望むライフスタイルが「持続可能」に発展できる状況があるか
という視点が、今後の幸福感の鍵となるだろう。そのためにも、経済が成長して
社会にダイナミズムがあり、様々な新しいチャンスが開けるような社会が求めら
れている。》
・・・・・・
6557,読書日記 〜バーチャル資本主義の行方
2019年02月26日(火)
スペシャル「欲望の資本主義2019〜偽りの個人主義を越えて〜」
* バーチャル資本主義の行方
"欲望の資本主義"は2016年の第1弾放送以来、3回シリーズの
NHK異色経済ドキュメント。同番組は、国民国家や市場原理などすべてを
超越して巨大化する"GAFA"への懸念や、仮想通貨への期待と不安といった
議論を交え、資本主義の行きつく先や、その原点にあった誤りを問い掛ける。
第一弾は、「欲望の資本主義2017」
第二弾、「欲望の資本主義2018 〜闇の力が目覚める時・ルールが変わる時」
第三弾、「欲望の資本主義2019 〜偽りの個人主義を越えて〜」
今回は、録画をしていた第3弾!
BS1スペシャル「欲望の資本主義2019〜偽りの個人主義を越えて〜」
〜番組内容〜
≪「ネット界の四天王」と呼ばれるGAFAを巡る議論が熱い。強大な力に
国家の枠組み前提の市場経済が揺れている。仮想通貨をめぐる議論も沸騰、
バーチャル経済時代の資本主義はどこへ行く?2017年富を生むルールの
変化を捉え2018年社会構造に地殻変動が起きている現実に迫ってきた
番組は次のステージへ。テクノロジーが社会を変える今、格差、分断を越え
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02月26日(日)
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